過酷な環境は厳しい出来事が私たちの心を鍛え、魂を磨いてくれるから
「心」稲盛和夫
こんにちは!なべっちです!
僕は良く失敗の対処や立ち直り方など書いていますが、なぜなら自分自身が未熟で失敗ばかりで落ち込みやすいからです。
今回は日本航空を再建させたことで有名な稲盛和夫さんの「心」からどのような在り方であればいいのかお伝えしたいと思います。
稲盛さんは心理学的なアプローチではないですが、心理学的にもどうするかしかないので通じる部分があると思います。
対処法だけだと永遠に対処し続けなくてはいけない
落ち込んだ時の対処法を身につけても、落ち込む頻度などは変わりません。ただ落ち込んだ時に回復することはできるでしょう。
このようにストレス対処には主に3つあります。
面談やカウンセリングはその時は気持ちが楽になり解決策が思いつきますがその場を離れ解決法ができないとまた面談が必要になり依存心につながります。
合理的思考で認知を変えてもまた違う出来事やや自分に才能がないなどの認知を修正しても悩みが解決されないままだと自分はやっぱりダメなんだという気持ちが強化され認知を修正することの動機の維持が難しいです。
問題解決には明確な情報収集や指示が仰げる場合は有効ですが現実は理不尽な上司や体調、原因自体、複雑なので解決に至るのは難しいですし解決できるのであればそもそも問題ではないと言えます。
このような背景から昨今では第3世代の認知行動療法やセルフコンパッションが必要とされているように短期的な対処では最初の可能性があり、自分でコントロールできないものには対応できないので考え方やそもそも受け止められ流ようになるための長期的な対策も必要となります。
物事に対しどう捉えるかは自分で選ぶことができる
稲盛和夫さんはいいときも悪いときも感謝をすると言います。
「感謝」と聞くと良く「何事にも感謝!」みたいに言っている人みたいで少し否定的な気持ちもあるかもしれませんが、科学的にも感謝の気持ちを持つことがメンタル安定につながることはわかっています。
人は何かしてもらうなどいいことが起きた時は感謝をすると思いますが、悪いことができた時には感謝することはなかなか難しいですが、どう捉えるかは自分が選ぶことができるということです。
悪い出来事が起きた時に、落ち込んだりしていると状況も悪くなりますし感謝はできないと思いますが、もし何か自分を変えるきっかけにできたら感謝さえすることもできるのではないでしょうか?
それが自分のせいでも他人のせいまたは今回のコロナのような自分でコントロールできないことなどに対して、「〇〇のせいで」と言っていても何も変わりませんし、むしろ批判的な態度から人も離れてしまうかもしれません。
しかし、良いことも悪いことも何か行動を変えるきっかけにできれば、起きてよかったとまでは言えなくてもプラスにすることはできます。
僕自身、貧しかったので大学も行けず、情報なども隔離されていたので、どう生きればいいのかわからなかったですが、今となっては普通の生き方ができなかったから、芝居やバンドなど大人になってから好きなことをするということができましたし、今でも好きなことをしていく、誰かの何かやりたいなどを応援したいという信念にもなりました。
離婚したことのショックが自分自身を変えようと思うきっかけになりました。
転職をして所得も下がったことから副業を考えるようになりました。
何か悪いこと、うまく行かなかいことがあった時にも「じゃあどうするか」というように自分にとってどうすればプラスになるか何か行動を起こすきっかけにできないかということを選ぶことができます。
またその経験が、この先困難なことがあっても乗り越えられるといった自己効力感を持つことにもつながります。
繊細な人だからこそ、きっかけに気づける
メンタルが強い人は何が起きても落ち込まないかもしれませんがそれはきっかけにすることもできないとも言えます。
もし落ち込みやすかったり、他者の批判を恐れたりなどすることがあるのであれば、その後の反応を変えることでいくらでも成長することができるということです。
短所には「だからこそ」をつけてみましょう。
繊細だからこそいろんな出来事に敏感で自分を変えるきっかけにすることができるということです。
まとめ
劇的なきっかけをまたずにいつでも人はきっかけを作ることができる。
良いことも悪いこともこころの在り方を変えることで感謝ができる。
何かのせいにするのも行動のきっかけにするのも自分で選択できるということです。
また大事なのは「よし変わるぞ!」と決意することではなく行動を決めましょう!
何かを知ってもアクションプランに落とし込まないと何も変わりません。逆にあまり理解していなくても行動に落とし込むことができていれば、よくわかってなくてもかわった言えるかもしれません!
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