目標を確実に達成するよりも適切に目標を設定することが大事【チームマネジメント】

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目標設定

おはようございます!
なべっちです。

仕事でも目標設定されていることが多いと思いますが、
目標を必ず達成する!どうすれば目標達成ができるか?
と考える前にその目標が適切に設定されているか?
またどのような目標を設定するべきなのか?を考える方が大事だというお話をしたいと思います。

どのような目標にするか

目標設定の例として3パターンあります。
例えば心理学の本をチームで制作し出したいとして

① 行動レベルの目標
心理学の本を事例を交えてわかりやすく伝える本を作る

②成果レベルの目標
10万部売る

③意義レベルの目標
多くの人が心理学を知り、実践することで豊かな人生にする

それぞれの目標の立て方にはメリット・デメリットがあります。

行動レベルの目標設定

①の行動レベルの目標では、どのような行動をすればいいか明確なので、具体的な目標が提示されたメンバーは、すぐに行動を起こすことができます。

しかしデメリットとしては③と対照的にブレイクスルーや新しいアイデアが出て来ず、目標以外のアクションや結果は生まれにくいでしょう。

成果レベルの目標設定

成果レベルの目標設定は①と③の中間の効果があります。
大事なのはその具体的な数字が、届きそうなのか、高い目標設定なのかです。
もし高い目標であれば、今までのやり方ではダメだと、新しいやり方を考える必要が出てくるので、検討の余地があります。

しかしチームメンバーの能力によっても左右され、自ら考えることができないのであれば、結局どうすればいいか伝えなければ結果に結びつかないこともあるでしょう。

意義レベルの目標設定

意義レベルの目標は、行動として何をしたらいいのか明確でないデメリットがあり、手をつけられず途方に暮れてしまうこともあるかもしれませんが、抽象度が高いからこそ、ブレイクスルーが起きやすくなるという大きいメリットがあります。

想定していたこと以外のアイデアが生まれ、議論も活発になり副産物もたくさん生まれるかもしれません。

まとめ

どの目標設定にするかはチームのことを見極めた上で適切に設定する必要があります。

自分たちが建てている目標はどのタイプか、そしてその建て方が良いのかはよく考えましょう。

しかし、意義目標が全くなければ数字の奴隷といえます。

意義目標を立てる→成果目標を立てる→行動目標を立てると抽象度の高いものからみんなで話し合い具体的にしていっても良いでしょう。

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