【感情コントロール】いい気分の時にも左右されない【意思決定】

気分がいい時にも振り回されないふりまわされない 心理学
気分がいい時にも振り回されないふりまわされない

1番好条件で、一瞬発揮できものではなく最悪条件で長く維持できるものが「性能」という指標です。

森博嗣

おはようございます!なべっちです。

気持ちが落ち込んでいる時に振り回されないようにしようというのはわかると思いますが、見落としがちなのは気分がいい時の影響です。

お願い事の成功率も曜日によって違うのは気分の影響があるからです。

今回はいい気分の時こそ、意思決定や行動など間違える可能性があることを覚えておきましょうというお話しです。

いい気分の時こそ意思決定を間違ってしまったり、後で後悔することもあるのではないでしょうか?

例えばお出かけした時に立ち寄った店で、半額セール!となっていた時、買いたかったけど買えなかったものを買い、安く買えたことをそのことを喜んだりするかも知れません。
しかし月末にカードの請求が来たときに、買いすぎてしまったことを後悔したことはあるのではないでしょうか?

速い思考と遅い思考

ダニエル・カーネマン氏は名著「ファスト&スロー」で速い思考と遅い思考があることを述べています。

速い思考とは

直感や経験に基づいて、日常生活で大半の判断をくだす思考です。例えば物の距離感や音の方角の感知など、自動車の運転をする際に働くものです。
生存に関わるものなので、常に動いている思考です。
しかしこれにばかり頼っていると間違った判断をしてしまいます。

遅い思考とは

負荷もかかるので働くには集中力が必要とされる思考です。例えば雑多な情報から必要なものだけを抜き出す、さまざまな可能性を比較検討したりといった働きです。

何かしら危機があったときにどっちに逃げればいいのだろう。と考えていたら、死んでしまうので、速い思考の方に比べて稼働させるためには意識的に行う必要があります。

普段は落ち着いていても気分が良いと衝動的になりやすいです。

調子がいい時や体調がいいからできることは継続できない

高速を走る時は軽自動車だと余裕があまりないので不安定感も出るでしょう。

つまり、安定した結果を出すには余力がある状態でなければなりません。

100キロしか出せない車で100キロで走り続けるのは、何かあればすぐ速度は下がってしまいます。

実力とは調子が悪い時、無理しないでできるレベルが本当の実力です。

気分がいい時や調子にいい時に合わせると、それを続けるのは困難です。

習慣の時にもお伝えしたかもしれませんが、調子に左右されずできることというのがとても大事です。

まとめ:気分がいいと全てが良く見えたり、行動できたりしてしまう

気分がいいと、エネルギーも普段より多い状態なので、普段はできないこともできたり、結果を考えずに衝動的に判断してしまうことも増えてしまいます。

気分がいい時こそ立ち止まり、バイアスに影響を受けていないか、一時的な感情に振り回されていないか検討してみましょう

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