【映像研には手を出すな】モラトリアムがなせる技【アニメ第9話コメットAを目指せ!】

映像研には手を出すな LIFE

モラトリアムのなせる技ですが、これは映像研が組織として抱える負債です

金森/映像研に手を出すな

おはようございます!なべっちです

アニメ「映像研には手を出すな」を見始めたのですが、とても面白いです。
まだ全て見終わってないので見終わったら感想を書くかもしれません!

「映像研には手を出すな!」3人の女子高生がアニメの制作活動を描いたものです。

青春的な要素や想い。キャラクター。またアニメ制作をするところをアニメで観るメタ的なところもとても楽しいです。

モラトリアムのなせる技

冒頭の引用にあるように、「モラトリアム」というキーワードを感じながら観ています。

モラトリアムとは主に政府による一時停止や猶予、またその期間を意味する言葉ですが、「猶予期間」として使われることが多いです。

心理学者のエリクソン氏は心理社会的モラトリアムという概念を作り、学生など社会に出て一人前の人間となるのを猶予されている状態を指します。

学生時代は学校に行かなければいけないなどやらなくてはいけないこともありますが、生活は保護者によって守られていて、責任の全ては自分で負わなくても良い時期です。
しかし、金銭面や行動などは自分の責任でできるわけではない不自由さもあります。

僕は高校時代はゲームばかりやって、音楽を聴いてばかり過ごしました。
今考えると無為な時間で「もっとこうしておけば」がたくさんあります。

冒頭の台詞はアニメを制作するにあたって、仕事であれば成果に対してかけた時間など報酬が発生しますが、映像研で作った労力を時給1000円で換算すると180万円相当だということでした。
仕事であれば、利益を出さなければならないので180万円以上の利益を出さなければ赤字ということになってしまいます。

モラトリアムのなせる技というのは、社会人ではなく、やりたい事に挑戦でき報酬などなく労力を注ぎ込める時期だからこそできるという事です。

大人でこれだけ、利益もないのに仲間を集めてこれだけのことをするというのは難しいです。

観ていて、これだけ熱中できるものがあること、こだわりを詰め込めるものがあるというのはいいなという気持ちと自分に対しての後悔の念がちくりと胸を刺します。

いつだって今が1番若い

今自分が高校生だったら、、、などいろんな思いがありますが、その想いを有効に使うにはやはり「今やるしかない」という事です。

同じようにできなくても少しずつでも好きなこと。価値があるかわからないこと。成果なんてでずともやりたいことをやる時間を取るというは大切だと思いました。

このブログもきっと無駄かもしれませんが、それでもやってみたいからやっていることの1つです。

モラトリアムはもうなく、生きて生活するためにはしなくてはいけないこともたくさんありますが、自分次第で変えれることは子供より多く、自由です。

そうでなければ大人になって「成長」ではなく「衰えている」だけに過ぎません。

子供のように、焦りや成果、評価を考えずやりたいことをやるには僕はまだできていると言えませんが、それでも少しづつでもやっていきたいです

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