頑張って勝ち上がっても一番にはなれない。絶対にどこかで負ける。なのにみんなどんな原動力で動いているんだ
ハイキュー‼︎/月島 蛍
おはようございます!なべっちです。
ハイキュー!!セカンドシーズンまで見終わりました。
年齢なのか、自分自身との対比や選手たちの気持ちなどでちょっとしたシーンでも感動してしまいます。
ハイキュー!!や今はオリンピックもそうですが、誰もが勝ちたいと思い高みを目指していく姿にニーチェの「力への意志」という概念を思い出しました。
力への意志とは
負けたくないことに理由っている?
ハイキュー‼︎/日向翔陽
力への意志とは、
人間を動かす根源的な動機であり、達成、野心、成長など「生きている間に、できるかぎり最も良い所へ昇りつめよう」とする努力、これらはすべて力への意志の表れであるとしています。
ハイキュー!!でもその先にはもっと強いチームや選手がいる。
それなのに頑張る意味はあるのか。といったシーンや、力量差があっても負けたらやはり悔しかったり、努力しきれなかった自分やもう少しできたのではないかといった葛藤があります。
なんのためにやっているのか?
楽しいから。勝ちたいから。強くなりたいから。そして上手くなる方がもっと楽しいから。
上を見て、絶望したり、下を見て優越感を得ることをモチベーションにするのではなく「今よりもっと強くなりたい」
これはまさにニーチェのいう「力への意思」ではないでしょうか?
自分を磨くことに夢中になる。
僕ももっと学びたい。こういうことがしたい。上手くなりたいというものはたくさんあります。
でも全て思うようにできているわけではありませんし、何かしたところで自分より、優れている人はたくさんいる中で、自分は何をしようと価値はないかもしれません。
それでも人は「力への意思」よりよくなっていきたいという気持ちがあります。
こうしていきたい。自分のことに集中していれば、あらゆる価値観など関係なく、そんな自分の考えを誰かに押し付けようなどといってこともない。ニーチェのいう「大いなる正午」なのかもしれません。
ニーチェ哲学が気になった方はこちらがわかりやすいです
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