おはようございます!なべっちです。
人間は孤独を感じることもできますが、元来より群れ、集団で生きて行く生き物です。
ですからいろんな感情も集団で生き抜くための機能であることが往々にしてあります。
今の生活でも会社、家族、友人、SNS、そのほかの活動、で何かしらの集団や自分の居場所のようなものを持っているでしょう。
会社のマネジメントにおいても、自分が組織の一員であるという帰属意識がある場合と、自分はいてもいなくてもいいんだと思えるような場合だとモチベーションやパフォーマンスに少なからず影響はあるでしょう。
今回は人が何かをするときに「一緒に」という言葉を使うだけで強い動機づけが得られるというお話をしたいと思います。
「一緒に」という言葉だけで強い動機付けが得られる
スタンフォード大学で実験室で顔を合わせ、1人ずつ別室に移動しパズルに取り組む実験を行いました。
このとき「心理的に一緒」に作業に取り組む被験者群と「心理的に1人」の被験者群に分けて行いました。
「心理的に一緒」のグループは別室でも一緒に作業に取り組むと指示があり、別室のメンバーともメモでアドバイスの交換ができます。
(実験ではダミーのメモを受け取る)
もう一方は「心理的に1人」のグループは別室に移動するときに他の被験者とチームでパズルを解くという指示は与えません。
しかし、こちらも途中からダミーのメモを受け取ります。
どちらも1人でパズルに取り組み、ダミーのメモを受け取り取り組みました。
結果「心理的に一緒」 の被験者群は「心理的に一緒」の被験者群より47%長く作業し、正答率も高く、内容も記憶していました。
疲労感も少なく感じ楽しさも覚えていました。
「一緒に」という言葉だ脳にとっては報酬のように機能する
本当に一緒にいなくても「一緒」だと思えることが僕たちにはとても大事だということです。
共通の目標をもち「一緒に」取り組むメンバーだと思えることが本当に力になるのです。
今はテレワークなど「1人」の環境で仕事をする機会も増えたと思います。
しかしそれぞれが別々にやるとしても「一緒だ」ということを伝えることがとても大事です。
ですから、目標や習慣にするのも誰かと「一緒」というのは成功確率を上げます。
何かをはじめたいときも誰か「一緒に」取り組む人を探すのも良いかもしれませんね
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