3年前はどうだった?こんな未来を想像した?
REFLECT/scarlet
あけましておめでとうございます!
なべっちです!
新年が明けてもいつも通り過ごしていくわけですが、1年前に今の状態が予測できたかというとできていません。冒頭はscarletというバンドの曲からの引用ですが、 2年前、3年前も今の状態なんて想像できませんでした。 (解散してしまっていますがいい曲なのでぜひ)
ただ去年は僕もマトリックスを使い自分がやっていきたいことを考えたりもしていて、何をしていきたいかは考えていました。
その中には「アウトプットする」というのを一つテーマとしており、結果ブログを毎日更新したり、音声ラジオ配信やYouTubeもテスト程度ですけどでき、最後に何か形にするというので本も出版することができ、行動としては行なうことができましたが、全て当初は考えていなかったことでした。
このようにいくら目標を立てても予想しえないということで今回はキャリアの8割は本人の予想しない偶然の出来事によるものという計画的偶発性理論についても考えながら書きたいと思います!
計画的偶発性理論とは?
心理学者のクランボルツ教授提唱しているもので、個人のキャリアは8割偶然の出来事によって決定されるということです。
では新年の目標とかたてても無駄なのでしょうか?
個人の意思でコントロールできるものとできないものがあるということです。さらに最近は変化が加速度的に速くなっているので、未来を正確に予見できている人はいないでしょう。
ビットコインなどの仮想通貨だって、どうなるかは誰もわかりません。
社会や企業の状況は個人ではコントロールできないですし、外的な要因で計画通りにいかないこともたくさんあります。
そんな世の中で目的や目標に固執すると目の前にきた「想定外のチャンス」をも見逃してしまうかもしれないということです。
従来のキャリアプランの立て方が有効ではなくなってきた
変化の激しい時代なので、自分のコントロールできないものが多く、今までのように目標を決め、逆算で計画をたて積み上げていくだけではうまくいかなくなってきました。
計画的偶発性理論の3つの軸
・予期せぬ出来事がキャリアを左右する
・偶然の出来事が起きた時、行動や努力で新たなキャリアにつながる
・何か起きるのを待つのではなく、意図的に行動することでチャンスが増える
もう8割偶然なら何も考えず進んでいけばいいのか?というとそれも違います。
偶然が起こることを知りながら、良いことも悪いことも自分のキャリアに繋げていくことが大事だよという話だと思います。
目標の抽象度を考える
やはり目標はあった方がいいでしょう。目標とは戦略であり自分が何を成し得たいのか、自分の進む方向です。これがなければまずどこに向かえばいいのか、何をすればいいのかもわかりません。
目標はある程度抽象度をあげ本質的なところを考えると良いでしょう!
例えば「高校の教師になる!」ではなく、何か人に教える仕事がしたいなど、なにがしたいのか、何のためかを掘り下げ抽象度をあげましょう!
方向性を定めることで、日々の生活で興味関心や取り組むことが決まっていきますし、何かしらの出来事があったときにも何をしたいかが明確になり指針になるでしょう
キャリアに影響する偶然を自分から起こしていくのに大事な5つのこと
・好奇心:新しいことやいろんなことに興味を持つ
・持続性:積み上げていくこと、失敗などに左右されず続けること
・楽観性:何事もポジティブに考える
・柔軟性:こだわりすぎず、出来事や考え方も柔軟な姿勢をとる
・冒険心:結果が分からなくても失敗を恐れず挑戦する
新しいことに興味を持たなければ、何も変化はないかもしれません。
自分から何かあれば興味を持って行動していくことが次の変化にもつながります。
また積み上げていくこと、継続していくことでも気づきがあります。ただ続けるだけでなく、これにも好奇心を取り入れたり、柔軟性を取り入れ、変化やアイデアを入れていくと良いのではないでしょうか?
何事もポジティブに捉え冒険していくのは、心理学的にもリスクがありますが、この捉え方は、ネガティブな出来事も、どうしていくかは自分次第であると受け止め、行動をしていくということがポジティブということだと思います。
何とかなる!という楽観性ではなく「じゃあどうするか?」という前向きな行動にしていくことが大事で7つの習慣でいう「主体性」を発揮することだと思います。
自分のコントロールできることに集中していましょう。
まとめ
キャリアの8割が偶然だとしても、良い偶然にしていくには自分が、どうしていきたいか、何がしたいのかという価値観を明確にしていなければなりません。
偶然をチャンスにするために、変化に対し好奇心を持ち、ポジティブな行動にするためにはどうすれば良いか考えていくことで、きっと来年も想定以上の成果を出すことができるのではないでしょうか?
計画的偶発性理論についての面白い論文もあったので興味ある方はリンクも見ていただければ!
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