おはようございます!なべっちです。
EIとはエモーショナルインテリジェンス(感情的知性)のことです。IQに対してEQとも言われます。
チームにおいて、個々のEIも影響しますが、それは考えているよりもよっぽど大きいです。
だからこそ、マネジャーは心理的安全性を高めることも命題としています。
また個々のEI同様にチームのEIも努力次第で高めることができ、それが業績向上につながりますが、今回はチームのEIの基本的な3条件についてお伝えしたいと思います。
【チームマネジメント】チームEIを高め能力を高める3要件
①メンバー間の信頼
②グループへの帰属意識
③グループの有効性の認識
この3つが基本的条件となってきます。
②は働きがいのあるグループに所属しているとメンバー自身が感じていること
③はグループがうまく機能しており、単独よりも力を発揮できるとメンバー自身が感じていること
②③にあるように、実際に成果が出ていてもメンバー自身が感じていないと意味がありません。
人間の感情
全ての条件の中身は人間の感情です。
このような信頼関係や意識は「環境」「組織文化」から生まれます。
だからこそGoogleなどは組織文化や環境づくりにコストをかけているわけです。
そして給与を上げるよりもメンバーへの満足感に影響がありコスパも良いことがわかっています。
目標が明確であればメンバーは努力し、一定の成果を生み出すことはできるかもしれません。
しかし、創造性高く優れた判断、生産性を保つためにはメンバーが主体的になる必要があります。
まとめ
誤解してはいけないのが、不愉快な感情が生まれた際に、対処し、抑制するマネジメントでなく、意図的に感情を表出させることが肝要です。
それがどのように影響を及ぼすのか理解することです。
EIとは仕事や業務における人間の感情を掘り下げ、受け入れ、頼ることです。
仕事や生産性を高めるということは、結局人間的な行為だということですね。
メンバー個人のEIが高くてもチームのEIが高くなるわけではないのも難しいところです。
EIが高いチームには行動規範があると言われています。
感情を意識させる規範
制御させる規範
この2つがグループと個人、グループ外と明確になっている必要があります。
チームワークについてはこちらの本が参考になるでしょう
コメント