おはようございます!なべっちです
ひとりの部下のパフォーマンスは上司の関わり方次第だというのは多くの研究で明らかです。
仮に「部下が変わった」「成長した」と感じたとしたらそれは本人の努力もありますが、おパフォーマンスを発揮できるようになったという要素が多いでしょう。
マネジャーは部下やチームの仕事の阻害要因ではなく促進できるような関わりについて学ぶ必要があります。
上司が考える以上にコミュニケーションの影響を受けます。
誘導したりしていませんか?褒めたり叱ったりしてませんか?そのひとつひとつで、主体性を失い上司に合わせた発言や行動はするようになるかもしれませんが、成果はそれなりになっていくでしょう。
今回は1on1などのコミュニケーションを取る機会も増えていると思いますが、そのやり取りの際に気をつけるべき基本的なことをお伝えしたいと思います。
部下と関わる時に当たり前だけど大切なこと
・目的を明確にし、相手の答えを大切にして聞く
・相手のために質問をする
・相手の答えを肯定する
・意欲的になった話題は何か
目的を明確にし、相手の答えを大切にして聞く
目的が開示されずに質問されると、「なんのために聞いているんだろう」「聞いてるけどどうせ何も変わらないし」と部下は考えます。
結果徐々に、本当のことを言わなくなったり、その場でとりあえず言える普通の意見しか言わなくなっていくでしょう。
なんのために聞いているのか、その意見を何に活かしていくのかを明確にしましょう。
相手のために質問をする
チームで仕事をしていると、ミスやお願いしていたことが果たされない。期待していた成果が出ていないこともあるでしょう。
この時に「なんでこうなったのか」「前にこうするって言っていたけれど、なぜできていないのか」というように相手の責任を追求するような質問は建設的でなく、自分がマネジメントできていなかったことを相手のせいにする自分のための問いかけになります。
相手にはマイナスの効果しかなく、消極的になっていくでしょう。
これは相手にとって良い関わり方なのかと一度落ち着いてからにしましょう
相手の答えを肯定する
マネジャーは自分の経験などから、答えを持っていることもあるので、部下のアイデアが有効ではないと感じることもあるでしょう。
この時にジャッジはしないように心がけましょう。
マネジャーの立場というのは本人が思っているより、部下にとっては大きい立場です。
自分の意見ではなく、相手が満足する答えを回答するようになります。
これは褒めたり、叱ったりするのと同様ですね。
そうなると、マネジャーはみんなも成長したなと自己満足できるかもしれませんが、発想の広がりや変化は起きなくなり、チームとして成長しなくなるでしょう
マネジャーが考えていることが正解なら、コミュニケーションは必要ありませんよね。
相手の意見を肯定し、ただもう少し違う意見や深掘りして欲しければ、部下と一緒に考えていくようにしましょう
意欲的になった話題は何か
話をする中で、相手が自分の意見を積極的に言ってくれた話題などは、相手の重要としている話題です。
何に重きを置いていて、どんなことがしたいのかを知る手立てにして、強みに気づくチャンスだと思います。
まとめ:自分が心を開く
部かも仕事に対する気持ちは持っているはずですが、うまく話が進まない時は100%上司が原因です。
合わないと思う相手もいるでしょうし、合わない相手もいるかもしれませんが、だからこそ広がりが生まれるでしょう。
上司は話の時に色々言いたくなっても相手の話を聴くスタンスを大事にしましょう。
今回は当たり前のことですが、部下が動かない、考えない、主体性がないというのは自分の関わり方のせいではないか?というのを考えてみる良いでしょう
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