【食べられないなら、残しなよ】PATRICK VEGEE/UNISON SQUARE GARDEN【感想】

こんにちは！なべっちです。

ユニゾンスクエアガーデンのニューアルバム「PATRICK VEGEE」がリリースされましたので書ききれないからレビューでも批評でも解説でもなく、感じたことを！意味の解釈などは思っただけで根拠などもないものです！

前作からなんと2年8ヶ月も経っていたよう。。。

初回限定版CD＋DVDの組み合わせを購入しました！

収録曲

1.Hatch I need （この作品で８枚目のアルバムだったかな？もしかしたら８とHatchをかけてるかも）
2.マーメイドスキャンダラス
3.スロウカーヴは打てない（that made me crazy)
4.Catch up, latency
5.摂食ビジランテ
6.夏影テールライト
7.Phantom Joke
8.世界はファンシー
9.弥生町ロンリープラネット
10.春が来てぼくら
11.Simple simple Anecdote
12.101回目のプロローグ

ただの感想

・歌詞で曲を繋いでいて、曲間もワクワクが止まらない。順番通りに行く星間宇宙旅行のように感じた。

・運命や後悔、であなたはどうする？というようなことを感じながら今回もユニゾンの願う世界が描かれているのではないか？パッケージは宇宙飛行士のウサギだからそれは宇宙規模。

帯の言葉「食べられないなら、残しなよ」

「食べられないなら、残しなよ」という帯、これは俺たちは俺たちの想う世界を歌っているだけ、楽しませるとか貴方のためではない、残すならどうぞ！いろいろ詰め込んでるよ！というように感じた。「VEGEE」これは物好き？まあ食べたいと思う、物好きはどうぞ召し上がれといったところか。ただ五曲目の摂食ビジランテから違う印象も。みんなの願う世界がユートピア？今を見てるとどうやら期待できなそうだからそんなんだったら残すよと願い続ける覚悟のようにも感じた。

1曲目を担うHatch I need 

順番通りに聴いてみなとサブスクでもなんでもいいから。飛ばしたり、シャッフル再生とか無作為に賽を振らずに侮らずに！「お楽しみのとこ邪魔が入る」とかはSpotifyとかの広告のことだったりと思ったり。曲もワクワク！「あらすじは終わってない」「その動向は果てしない」

2曲目　マーメイドスキャンダル

願いが詰まったストーリー　

人魚姫の物語を調べて聴いた。人魚姫は王子のために声と引き換えに足を手に入れ「愛をもらうことができなければ泡となる」ところが王子は他の人と縁談。魔女から短剣を貰い王子にさして返り血を浴びれば戻れるというが、刺さずに泡となって消えた。　「取り戻せないって　悟りごと」　「絶対とかないよ　そんな綺麗事聞けるならここまで生きれてないんだよな」　「マーメイドの嘘が嘘である限り」「運命なら過去に置いてきたから今になって大事そうに語らないで」とりかえしがつかなかったマーメイド。今ならばっていう言葉もifでそれはもうわかったから、今やれることを

3曲目　スロウカーブは打てない

歌詞が可愛い中にも「君の覚悟を聞いているんだよ」「救世主は欲しくない」”pop music””Rock festival”を疑う姿勢を持ち、穿つ隙間を探している。そして「レイテンシーを埋めています」と次のCatch up,latencyに　これはシングル曲なので割愛

5曲目　摂食ビジランテ

ビジランテとは「自警団」という意味っぽい。　摂食を接触と捉え、現状に置き換えるのはミスリード？歌詞もそう読めたりもするけどそれだけだとつまらないから、そうだとしてもそれだけで終わらない。「番人が煽る　ユートピアに期待なんかしてないから　今日は残します」2分40秒と短い

6曲目　夏影テールライト

「幻に消えたなら　ジョークってことにしといて。」とPhantom Jokeに繋ぐこの曲。これも鳥肌が立つほどいい曲だけどうまく言えない！

８曲目　世界はファンシー

これも歌詞はおもしろ可愛くファンシー！「My fantastic guitar」とギターソロはいるのかっこいい！「Fancy is lonely」と次の弥生町ロンリープラネットに繋ぐけど「孤独」についてもユニゾンからは考えさせてくれるから好きだ

９曲目　弥生町ロンリープラネット

世界から弥生町という視点に。これも「僕らの春が来る」と春が来て僕らにわかりやすく繋いでくれる。「孤独」についてわかりやすい曲　弥生という名前の人は喜ぶのでは！

11曲目　simple simple Anecdote

Anecdoteの意味がわからなかったけどどうやら「逸話」という意味らしい。「僕の言葉が死んだ時」と始まり、「僕の言葉がまた生まれる」で終わるこの曲。

１曲目の20000回、50000回の往来についてや次の101回目のプロローグを感じさせる。「そんなことで運命を呼び出すな」全部って何？全部って捉えられなくない？それは自分には観測できず、だからなるんだよ

12曲目　101回目のプロローグ

「ごめん　全然聞いてなかった」と始まる曲！「大好きなメロディーがありすぎて」

最後の曲なのにプロローグと題するのもさすが！

最後終わったときにアルバムの終わりを感じて泣けてくる。そしてまた１曲目に戻る