【心理学】レヴィンの法則(場の理論)『B=f(P・E)』【行動は特性と環境の影響を受ける】

レヴィンの法則(場の理論) 心理学
レヴィンの法則(場の理論)

おはようございます!なべっちです

今日は人は場の影響を受けるというのはマネジメントやセルフマネジメントを学んでいる人はわかると思いますが、それが数式「B=f(P・E)」で表せれるってすごいね!というお話です!

自分のことを知り、やりたいことのために自分をうまく操作するための方法を知ることができるのが心理学の面白いところの一つだと思います。

要するにしたいこと「行動」ですが、やりたいと思っていてもできなかったり、長続きしなかったりします。

レヴィンの法則は、人が取る「行動」は「特性」と「環境」が相互作用によるものという理論で、
「特性」とは人間性、人格、個性、価値観等のことで「環境」とは集団規範、人間関係、文化、風土などのことです。

レヴィンの法則「B=f(P・E)」

  • B=Behavior (行動)
  • f=Function (関数)
  • P=Personality (人間性、人格、個性、価値観、性格など)
  • E=Environment (周囲の状況、集団の規制、人間関係、風土など)

要するに何かしたくてもできないなどは「その人」のせいだけではないという式です。

例えば勉強したいけれどウマ娘をやってしまうというのは

E:自宅でスマホがある状況
B:スマホでウマ娘をしてしまう

この場合はEを変える。
カフェにスマホを持って行かなければ勉強しかできないので望む行動がしやすくなります。

しかし環境だけではなくPにも影響を受けるので、強く勉強したいと思っていなかったり、疲れていたりすると人はカフェに行ったところでゆっくり休むなど行動は変わらない可能性もあります。

まとめ:セルフマネジメントにもマネジメントにも使える

自分のしたいことがうまく行かない時、または部下の仕事がうまくいっていない時に、行動を変えるためには、環境要因も一緒に考えて行かなければなりません。

よく言われる話ですが、遅刻を繰り返す社員の行動を変えるためにはどうすればよいか?という問題では罰金や報奨、叱咤をしたところで変わりませんが、新入社員の指導係を任せると変わったというものがあります。

自分の努力では50%しか変えることができません。

正しい努力は、環境をどう変えるか?ということも考えることです

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