【アドラー心理学】いかなる経験もそれ自体では成功でも失敗でもない

アドラー心理学 いかなる経験もそれ自体では成功でも失敗でもない 心理学

変ろうとしない君がいて 変わり続けたい僕がいる じゃあ道を二つに切り裂いて 7年後ここで巡り会おう

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こんにちは!なべっちです。

失敗したことがない人はいますか?
受験に失敗した。仕事でミスをした。何かをしている以上「失敗した」と思えるようなことはたくさんあると思います。
(こういう時アニメ シュタインズゲートで過去から届いた手紙「結論から書く。失敗した。失敗した。失敗した。失敗した。失敗した。ーー」を思い出しますが、わかる人にしかわからないですね)

このブログを書いている理由の一つは、「失敗」という自分でも辛くなる捉え方ではなく、自分で前に進むための経験として考えられ、自分のやりたいことに挑戦できるといいなと考えているからです。

今回は最も実践的なアドラー心理学から失敗についてお伝えしたいと思います。

誰もが同じ「客観的な世界」に生きているわけではなく自分で意味づけした「主観的な世界」に生きている

例えば子供の頃イジメにあった。この経験自体は誰もが辛いのは事実でしょう。

ただ同じ経験をしても自分は辛かったけど、それを対処する方法を学んだから、自分の子供には同じような辛い経験はしないように努力しようと思う人もいれば、自分は苦しみながら生き抜いてきたんだから、苦難は乗り越えるべきだと考える人もいれば、自分は不幸だったから何をしても良い、全部はあの時のせいだと考える人さえいるでしょう。

同じ経験をしても人によって解釈の仕方は違います。トラウマのような出来事を「とるに足らない過去」にするか「自分の人生に大きな影響を与えた出来事」と意味づけをするかは選択できることです

「トラウマはない」とよく言われ、むしろトラウマ的経験をしている方が成長できるPDSG(心的外傷後成長)の研究がありますが、全ての人が成長できるわけではありません。

自分でその経験をトラウマだと考えて辛いことだということを選択すると、トラウマになり、トラウマになるでしょう。

原因論と目的論

アドラー心理学では人の行動は目的ありきで原因は後付けであるという目的論を採用しています。

自分がどうしたいか。どうありたいかという目的が自分の行動や自分の人生を決定していると考えます。

過去の出来事のせいで今の自分は辛いというのが原因論です。

鬼滅の刃で鬼たちは過去こういうことがあったと語り、今を生きる人たちを苦しめていきます。

煉獄さんも炭治郎も鬼たちの辛い気持ちや過去はありますが、だからといって人を苦しめるという理由にはならないので鬼たちに揺るぐことなく刃を向けます。
「鬼」というのは過去に執着し、自分さえも苦しめ続けている存在だと考えています。

まとめ

アドラー心理学は実践的な心理学だと思いますし、自己啓発の源流とも言われています。

7つの習慣の「主体性」やACTにもつながると思いますし、他者は変えられないから自分を変えるしかないなど、人が学び変わるための努力、または変えられるんだということを伝えてくれると思います。

辛い捉え方を選択するのではなく、自分の目的に対し有効な捉え方をするための勇気を持つことができる考え方を持てるといいですね

これからもいろんな出来事があると思いますが、それはただの経験でしかなく、どう捉えるかは自分で選択することができます

そして辛い捉え方さえも自分が選択していると思えるのであれば、今からでも変えることができるということです

アドラー心理学を知るためのわかりやすいおすすめの本

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