【映画感想】劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 【ネタバレ】

こんにちは！なべっちです！

「劇場版　鬼滅の刃　無限列車編」観てきました！
原作未読なので、衝撃に続く衝撃でした。

また批評でも考察でもなく感想、思ったことを書きたいと思います！

（追記）2021/09/25テレビでも初放送されましたね！

「劇場版 鬼滅の刃–無限列車編–」心に残ったシーン・感想

・ufotableさすが！
・LiSAの「炎」の歌詞はまさに今回の映画そのもの
・たくさんのありがとうとごめんね。もう戻れないからずっと思い続けるしかない。
・過去は変える事ができない、きっと間違えてばかりだった。本当だったら。なんてこと考えるけれど今やれることをやるしかない
・炭治郎の心の中は綺麗すぎる！自分だったらどうだろう。
・「夢」どんな夢をみるだろう、どんな状態を望むだろうか。何を幸せに思うだろう。
・あいつがいなければ、こいつのせいでというのがまさに鬼であり地獄
・炭治郎の胆力すごい！そして罠は怖かった！
・下弦の壱 魘夢（えんむ）で終わりじゃないのか！？
・人と鬼の違い
生きることを望む。手段として人を超える鬼になるよう薦めるのは全て悪意ではないのかもしれない。終わりがあることそれでも人であることを望んだ煉獄さん
・煉獄さんのお父さんはなぜ辞めたのか。どれだけ頑張っても上がいて人と鬼の違いを感じたからだろうか？
・煉獄さん（ ;  ; ）煉獄さんの勝ちだ。。。責務を全うするということ
・自分の能力をなんのために使うのか

自分に刃を突きつける

鬼滅の刃というタイトルであるが、自分の執着や過去を断ち切ると言った意味もあるのかなと考えました。
炭治郎は夢の中で自分を斬りますが、それはなかなかできないことでしょう。

鬼を狩ること、滅することが目的ですが、自分の中にある鬼。

過去や後悔、どうしようもないことを斬るということなのかもしれないと思いました。

鬼とは過去に執着し、自分や相手を苦しめようとする存在

鬼にも悲しい過去があります。
だからといって人を傷つける理由にはありません。
後悔ややりきれないこと、なんで自分ばかりがなど不幸なことがあってもこれからどうするかしかありませんが、鬼たちは過去に執着し、人を恨みます。

煉獄さんは例えどんな理由があろうと揺らがず、倒すべき相手とします。
どんなことがあろうと人を恨み傷つける理由にはならないということです。

猗窩座は煉獄さんに鬼にならないか？と誘います。
鬼になることは力を手に入れることもそうですが、過去に執着し生きるということでもあります。

だからこそ、どんな思いがあろうと、切らなければならない存在なのだと思います。

ありがとうとごめんね

たくさんありがとうと思うよ たくさんごめんと思うよ 忘れることなんて無い

鬼滅の刃/竈門炭治郎

本編では、夢の世界で家族と再会しますが、この台詞が刺さりました。

家族が犠牲になった竈門炭治郎。

あの時こうしておけば、本当だったらこんなはずではなかったのに。

過去は変える事ができない。

自分も間違えてばかりで、たくさんの人を傷つけてきたと思いますし、こんなはずではなかったという事もたくさんあります。

その人たちにもう伝える事ができないとしても、ありがとうと思っていて、ごめんと思っている。伝えることはできなくても。

どれだけ思ってもなんの救いにもならないけれど。

そんなことを思いながらこのシーンも泣きました（ ;  ; ）

「本当だったら。。」哲学でもありましたが、本当という言葉は本当ではない時に使います。そんなことを考えます。

いい夢をみる。その良い夢ってなんだろう。それが思い描けるのであれば、きっとどうしたいか、どうなりたいかがあるということなんでしょう。

自分が頑張ることの無価値観

何か一つできるようになっても またすぐ目の前に分厚い壁があるんだ

竈門炭治郎

自分が今頑張っていても、その先でやっている人がもういる。ならば自分が頑張ることに価値はあるのだろうか辞めてしまっても変わらない。

炭治郎は煉獄さんが後輩の盾となり守ってくれた。誰であっても同じことをする。後輩の芽は摘ませないと信じてくれた。だからそれを信じる事ができますが、自分はどうだろう。考えてもわからないからだからやるしかない。

煉獄さんありがとうございました！
自分の責務を全うします！