【人生の正午】生きようとしないことは死のうとしないこと

LIFE

おはようございます!なべっちです。

私はもうすぐ40歳になります。
感覚的にはもうおじさん。だなとは考えていますが、心理学者のユングは40-50歳を「人生の正午」と表現しています。

人生の正午とは?

心理学者のユングは人の一生を1日になぞらえて、ちょうど半分に当たる40歳からの人生を「人生の正午」と表現しました。

心理学者のレビンソンは「中年の危機」と言っていました。

この時期は転換期であると同時に危機でもあるとのことです。

正午までは陽が昇る時間。
つまり成長や挑戦を感じる事ができますが、正午からは陽が沈み1日が終わる。
つまり人生の終わりを感じさせます。

この人生の正午に対してポジティブに受け入れる事ができるか、それとももっとこうしておけばよかったなど後悔を感じるかでその後が大きく違うという事です。

あとは沈むだけなのでしょうか?

人生の正午、中年の危機の乗り越え方

今まで昇っていたものが逆に沈んでいく。
価値観や理想の逆転が起きるのです。

これまでと同じように生きれるのか?
残りをどう生きるのか?

レビンソンは中年の危機を乗り越える課題として
・若い時代を振り返って再評価すること
・それまでの人生で不満が残る部分を修正すること
・新しい可能性を試してみること
・人生の午後に入るにあたって、生じてきた問題を見つめること

を挙げています。

終わりに向けていますが振り返りだけでなく、まだ新しい可能性を試してみる事が入っています。

アントニオ猪木さんは歩みを止めた時、挑戦を諦めたときに人は老いていくと言いました。

人生の正午を迎えたからこその挑戦もできますし、歩みを進めていくこともできるはずです。

メメント・モリ 死を想うこと
最後には誰もが死にます。
ユングは終わりが目標とした上で、

「充実した人生を送ろうとしないのは、終わりを受け入れようとしないのと同じことである。
どちらも生きようとしないのだ。生きようとしないことは、死のうとしないことである」
と言っています。

死ぬのであれば生きること。
ただ生きるのではなく、充実した人生を生きようとすること。
これは岡本太郎氏の自分に毒を持ちながら生き抜くことに通じると思います。

終わりを受け入れるということ。
最後まで諦めずに生きること。

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