【実存】ひとりで生まれひとりで死んでいく

実存哲学 LIFE

ほしいけど買うことができないという人は、それほど欲しくないということだ
やりたいけどできないという人は、それほどやりたくないということだ
どちらかを天秤にかけ自分で選択している

おはようございます!なべっちです

哲学と心理学は図書館の分類でも隣り合っていて関連のある学問です

人間には、死、孤独、自由と選択、人生の意味など、誰もが避けられない課題があります。
それを避けようとするから問題が生じるという実存哲学の影響を受けた心理療法から今回はお話ししたいと思います。

実存哲学の影響を受けた心理療法

技法としては「来談者がそれらの課題(死や孤独、人生の意味など)に自分らしく向き合うことを援助するわけですが、
面談者も来談者と同じ人間としての課題を持っていて対等な立ち位置だということを重視します。

面談者は来談者の悩みや課題に一緒に取り組むわけですが、面談者も同じ人間なので、同様に死や孤独、人生の選択については同じように向き合わないといけないものを持っています。

面談者も死ぬし、怖さを持っていたり、普段は向き合えないこともあることを理解します。
また避けているからこそいろんな問題が起き、不満足があってもその行動を続けてしまうことがあります。

しかし、本当に死ぬのがわかっていて向き合っていたらそのまま続けるのか?
死に直面したらもっと主体的になるのではないか?
死ぬという運命を避けられないのにみないように死、あれも嫌だ、これも嫌だといい変えるための積極的なことをできていないということを、面談者も同じだと考えながら向き合っていきます。

まとめ:ひとりで生まれ自分の責任で自分の人生をいき、ひとりで死んでいく
言葉にすると寂しいように感じますが、それが事実です。
産んでくれた人はもちろんいて、例えば死ぬときに一緒に死ぬ人がいたり、看取られたりしても、そばにいるだけで、体験をしていくのはひとりです。
生きていれば望まないことが起きていきます。
人間関係、能力、事故、成長。自分でコントロールできないこともたくさんありますが、それでも自分の人生の責任は自分にあるということです。

誰かのせいだと依存したり、否定しようとも、他人に判断を委ねたとしても、それは全部自分が決めたこと。
相手のせいにしても不幸になるのも自分、幸せになるのも自分だけです。
ひとりだということをごまかさず。幸せに生きるかどうかは自分が決め味わうということを忘れないことが大事だなと思います

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