おはようございます!なべっちです。
褒めるのはよくないというお話し(褒め方による)はしたことがあったと思いますが、今回は褒められた側のお話をしたいと思います。
僕もそうですが、褒められても何も嬉しい気持ちはしないですし、かえって不安になったり色々勘ぐってしまいます。
テキサス大学の心理学者ウィリアム・スワンの研究についてまずはお伝えしますが
結論:自尊心の低い人は褒められても「わかってくれない」と感じてしまいます。
実験では
①大学生の自尊心を質問票にて測定
②パーソナリティストの一環として自分についての文章を書く
この文章は他の大学生によって評価されると伝える
③被験者は、他の3人の大学生による偽物の評価を見せられます
(好意的、中立、否定それぞれ1人ずつの評価)
④どの評価者に会いたいか尋ねる
結果:
行為的な評価をした人に会いたいと思った人は1番多かったのですが、回答した被験者は自尊心が高かった被験者でした。
自尊心が低かった被験者は、多くの人が否定的な評価をした人と会いたいと回答しました
なぜ自尊心が低い人は否定的な評価をした人を選んだのか
人は自分自身を肯定的に捉えたいという欲求がありますが、研究チームは今回のことから、それよりも自分のことを正確に捉えたいという欲求の方が強いということです。
自尊心が低い人は自分のことを評価していないのに、違う見方をされることで自分が捉えている自己イメージの正当性が損なわれたと感じるので、褒められても「結構です」
例えば「料理が上手だね」と褒められても「そんなことない。自分の料理は誰も食べたいと思うわないくらい不味い」と答えられたことや自分自身がそう回答してしまうことはありませんか?
これは自分が料理が苦手という自己認識を持っているのにこの褒め言葉は「この人は自分のことをよく理解してくれていない」という恐れを抱かせてしまうことがあります。
基本的には自己評価が高い
しかし、多くの人は自己評価が高く褒め言葉も喜んで受け取ることができます。
褒められても矛盾を感じることはありません。
どちらにしても人は自分のことを善い人間だと思いたいとは思っています
僕のようにネガティブな人は褒められても嬉しくないかもしれませんが、僕は相手がどういう気持ちで言ってくれているのかを考え受け取るように努力をするようにしています。
多くの人は行為的に受け取ってくれるのですが、褒めるときは相手のアイデンティのことを考える必要があります。
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