自分が置かれた状況を変えることができない時、私たちは自分自身を変えるように迫られる。
ヴィクトール・フランク
おはようございます!なべっちです。
今日は何かうまくいかなかったりした時に落ち込んだりする人への記事です。
今回おすすめの本はKindleなら0円の為末大さんの「諦める力」です!
結論「仕方がない」という言葉で受容することで「これからどうするか」に目を向けられる
仕方がないと言う言葉は「他に行動の余地がない」「何もできることがない」という意味です。
もしかしたら「仕方がない」「諦める」というのはネガティブな言葉として捉える人もいるかもしれません。
昔は「諦めるな!」「仕方がないとはなんだ!それでいいのか!」みたいに叱咤するような時代もあったかもしれませんが「仕方ない」というのは、現在では「受容し自分を変えるという」逆境に対する粘り強さと解釈されています。
覚えておいていただきたいのは「仕方がない」というのは変えようがない人生の側面に対処する対処の一つだということ
自分のヴァルネラヴィリティ(弱さ)や無力感、変えられないものに対して受け入れるということです。
昨今のACTでもそうですが、行動するにはまず受容していくことが大事です。
自分の置かれた状況を変えることができないとき、人は自分自身を変えるしかありません。
冒頭のヴィクトール・フランク氏の言葉はナチスの強制収容所での経験からの言葉です。
強制収容所に入れられるなんて理不尽で、納得はできないでしょう。
いくら訴えても通らず、その時の気持ちは想像を絶するでしょう。
しかしこの時に現状変えられない中では自分を変えるしかありません。
「仕方がない」という言葉はあるがままの状況を受け入れそれを最大限に活かそうとする「レジリエンス」です。
人生は苦しいものです。もし人生が楽しいだけのものならばそうでない今は絶望となってしまいます。辛いことは意図せず起こります。なので落ち込んだりする人は自分で気づいていないだけで本当は楽観的だからとも言えます。
元々悲観していたら、否定されても「そうだよね」ですし、うまくいかなくても「やっぱりね」としか思いません。
「仕方がない」という人生観を持つことで、人生の困難や思い通りにならない無力感を受け止めることで前に進むことができます。
僕自身、子供の頃の貧しさは「仕方がない」とは受け入れることができませんでしたが、離婚などうまくいかなかったことから、もちろんそもそも自分のせいではありますが「仕方がない」という言葉を受け入れるために使い、自分を変えるしかないと思い直すことができました。
まとめ:自分のコントロールできる範囲を変えるしかない
これはマインドフルネスや禅からの考え方でもありますが、7つの習慣で言われている、「影響の輪」とも通ずる話です。
困難な状況を受け止めずこんなはずじゃない!頑張ってなんとかするんだ思ってもなんとかならないこともあります。
明らかに見極め、諦める。仕方がないと受け止める。 そして今の自分に何ができて、どうなると良いのか?そのために具体的にできることを決めると良いでしょう。
もし、何も手につかない!という時はプロテインを飲んで筋トレをしましょう!
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