おはようございます!なべっちです!
ついにエヴァンゲリオンが終わりました!
わかりやすいだけに誰がみても楽しめる作品です。
わかりやすく楽しめるだけに一般的な作品になったなと思いますが、感動的で、何より終わったという感覚。
中身に合わせて言えば「責任を取った」とも言える作品でした。
今回は映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の考察・評価でもなく感想です!
いつものようにネタバレもあるのでお気をつけてください!
また見終わって書ききれないこともたくさんありますが、とりあえずメモしていきたいと思います!
・涙で救えるのは自分だけ
・社会の形成、復興、どんな状況でも希望を見出せる
・ケンケンいいやつ
・戦闘シーンはアトラクションのよう4Dで観ても面白いかも
・最後の敵は人間。しかし人間だからこそ
・対話する。対話で終わらせる
・ゲンドウがシンジとちゃんと話内省する
・希望と絶望そしてもう一つの槍
・現実と虚構
涙で救えるのは自分だけ/碇シンジ
涙で救えるのは自分だけ
碇シンジ/シン・エヴァンゲリオン劇場版:||
今回1番刺さった名言です。
悲しい時には、泣いたりすると思いますが、結局行動しなければ何も変わりません。
泣いても気持ちが楽になるのは自分だけです。
泣くというのは自分のためだけなんだと思うと刺さりました。
今回のエヴァは誰が観ても面白いと思える。しかし普通の作品とも言える
今までのエヴァは設定がどうとか、いろんな考察をされてきましたが今回のエヴァはもちろんいろんな解釈をすることもできますが、細かい設定抜きにしても納得のいける内容だったと思います。
おそらく考察する方は、庵野監督と重ねてどうのこうのや庵野監督の奥さんである安野モヨコさんとのことなども含めて書く人もいるでしょう。最後のシーンは監督の地元だったり、監督も意図的にもそういった部分は反映させているのでしょうが関係なく楽しむことができる作品でした。
今までの作品を観ていない方はAmazonプライムでもみることができます。
復興する村、どんな状況でも生きることを選び希望を見出すことができる
綾波、アスカ、シンジはトウジ達に連れられ、第3村での生活が始まりました。
ニアサードインパクト後の世界でも人々は集まり、それぞれができることで協力しながら社会を形成していく様子が描かれていました。
ここのパートはシンジの子供さ加減を見ながら成長していく様子、そして綾波のポカポカシーン満載です
シンジはいじけて何もしなかったのに対し観ている人はヤキモキしながらアスカは、
何もしないシンジにちゃんとその状態のことを説明してあげていてとてもやさしいなと思いました。
ここの関わりも今までの作品とも違いますし、大人になった周り、そのままのシンジ、社会というものを感じます。
隅っこでいじけていても、何も変わらずでも周りはシンジを待ってくれていて生かされている。
これは庵野監督が精神的にまいっていたときとも重なるのかもしれません。
ケンケンいい人
ケンケンはとてもいい人でした
1人で泣いている碇シンジが立ち直るまで許容し、見守る。
待つことができるのは優しさだなと思いましたし「信じている」からこそだなと思いました。
釣りのシーンではシンジが「できないかもしれない」といいながらもやってみたこと。
今までは「できない」と思い込みやりすらもしなかったのですが、この行動が取れたことが素晴らしい。(心理学的にも)
結果が振るわなかったのもちゃんとフォローするケンケン素晴らしい。
アトラクションにもできるのではと思うような戦闘シーン
戦闘シーンは見どころがあり、アトラクションのようにも感じました。
4Dで観るとディズニーやUSJのアトラクションのように楽しめるのではないかと感じる世界観、セリフの入り方やテンポ感もエンターテインメントでした!
最後の敵は人間
やはり、最後の敵は同じ人間だったな
冬月コウゾウ(旧シリーズ)
最初、敵は使徒でしたが最終的には人間でした。
人間が企て、人間同士で戦っています。
ウォーキングデッドも、進撃の巨人も最終的には人が敵になっていくのに悲しさや、やりきれなさを感じます。
しかし人間が敵だからこそ対話で終わらせることができたのだと思います
対話で終わらせる。
その手前でケンケンが父親と対話することについて話していましたが、
シンジが「父さん 話をしよう」と対話し終わらせたのはとても良かった。
そのほかにもカオル君みたいにゲンドウのエヴァが座っているのは面白かったですし、場面が切り替わりながら拮抗するシーンは面白かったです。
ゲンドウの内省は今までのエヴァを観ている視聴者は分かっていることですが、
ゲンドウ自身が語った点が向き合っていることを感じましたし、シンジと向き合い対話ができましたね。
痛みや差別、孤独、争いなども無い補完された世界より、傷ついても誰かと関わることを選ぶ、自分がここにいてもいいんだと思えるというのはテレビ版、今までのエヴァと変わらないですがとても丁寧に描かれわかりやすくなっていました。
視聴者も救われたような気がしました。
しかしミサトさんには死んでほしくなかったです。。。
希望と絶望、この二つの槍がなくなってしまっても、そこから進むための槍を人はまた作ることができること。
最後の今までのエヴァの処理などはやっつけ感を感じますがそれがいいように感じました。
大人になったシンジ。声優も交代し、電車には乗らず現実に。
本当に全てが終わるのだなと思いました。
上映前の予告では「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」の予告がありました。
僕が小学生の頃に買った小説です。ガンダムはガンダムというフォーマットを使い富野監督以外にも いろんなガンダムが生まれましたが、エヴァンゲリオンはゴジラやウルトラマンのように、フォーマットとして使われずにこの作品で終わらせることができたように感じます。
まだまだ書ききれないことがたくさんありましたが、100点中∞の評価でした!
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