アンチエイジングにもなる認知的予備力の鍛え方【脳科学】

認知的予備力 心理学
認知的予備力

おはようございます!なべっちです

好きな音楽や芸術などあると思いますが、今日は好きじゃなくてもさまざまな音楽や芸術作品を興味を持って聴いたり、観たりすることで脳を鍛え寿命さえ伸ばすことができるというお話です。

認知的予備力とは

シナプス結合が多いほど、ある結合を失っても、大量の結合が予備として、失われた部分を補うので認知能力を失うことがないということです。これが認知的予備力です。

脳の損傷があっても代償的可塑性によってシナプスの新しい回路を作ることができ、他とべ左脳の脳卒中を起こすと右半身の制御が困難になり失語症になる可能性がありますが、リハビリをすることで、回路が組みなおされて回復に至ることができます。

認知的予備力を鍛える

認知的予備力を鍛えるためには、認知活動の幅を狭めてはいけません。

筋トレでいうと、上腕2頭筋だけ鍛えていたら、2頭筋は鍛えられますが、他は育ちません。(もしくは収縮)

脳も同様で、知的な取り組みを1つだけ行なっていると、脳の才能をその分野だけに限定してしまうことになります。

もちろん、価値はありその分野の能力を高め成果は出すことができますが、広い分野にも広げると脳の活動をさらに高めることができます。

認知的予備力は、新しい複雑な経験によって促進されます。

要するに、いろんなものに興味を持ち、知らなかった分野を学ぶことで、シナプス結合のネットワークを広げることができると言うことです。

まとめ:好きでないもの、よく知らないものを理解しようとする

楽しむことができなくても、興味が湧く芸術家の美術館に行ってみると良いでしょう。

僕も芸術とは無縁でしたが、たまにいくようになりました。

好きなのか?と言われると好きでもないし、よくわかりません。

しかし自分が好きでないもの、よく知らないものを理解したり評価したりすることで認知的予備力を高めることができます。

コンフォートゾーンを抜けると良いことはよく言われていますが、普段だったら洗濯しないものを選んでみると良いのではないでしょうか?

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