してはいけない論法「あなたには言われたくない」【お前だって論法】

お前だって論法 雑記
お前だって論法

おはようございます!なべっちです。

何か話をしている時、「お前には言われたくない」「お前だってそうだろ」なんて言いかえされたことはありませんか?

いわゆる「ブーメラン」とも言いますが、これを言われてしまうと、言い返せなくなってしまうこともあります。

もちろん、自分を棚に上げてなんでも言っていいわけではないですが、相手に「お前だって!」と言い返すのは議論と関係なく、相手の「人格攻撃」になってしまうので良くありません。

例えば、上司もたまに遅刻するのに、遅刻することを指摘されたら、上司だから言わないかも知れませんが、「お前だって!」と言い返したくもなるでしょう。
これが友人などであれば、伝えて喧嘩になることもあるでしょう。

今回はこの「お前だって論法についてお話ししたいと思います。

お前だって論法とは

お前だって論法とは「相手の主張が本人の振る舞いと食い違っていることを指摘し、論点をそらし相手を負かそうとする論法」です。

お前だって論法を使うと議論は進まず、相手も傷つけお互いに喧嘩になる

話の本質とは関係なく、相手の過去や性質を責めることは、議論ではなくお互い傷つけあうことになってしまうかも知れません。

言われてしまったら、「確かに自分もそうだ」と認めでも今はどうなのか、話の本筋に対してどう思うのか。先ほどの遅刻であれば、自分も遅刻してしまうことはあるけど、今は遅刻しないようにこうしているから気をつけよう。などと自分も過ちをおかす存在であり同じであることを伝えても良いかも知れません。
キリストの「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず石を投げなさい」話もありますが、過ちを犯したことがない人はいません。

そうすると誰も何も言えなくなってしまいます。
「お前だって」と言い返されてしまうのは、自分の行動もよくなかったかも知れませんが、伝え方も良くなかったのかもしれません。

相手も、自分もミスや過ちは犯すもの。
しかし、お互い建設的に内容について話が進めれると良いですね

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