こんにちは!なべっちです。
映画「クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」を観てきたので感想です!
タイトルも見終わった後に感慨深く感じるタイトルでオススメできる映画でした!
しかも監督・脚本は「ラブライブ」も手がける「京極尚彦」さん!
今までの作品のオマージュとかあるようなことを聞きましたが、僕は過去映画の記憶があまりなくわからなかったので好きな方はより楽しめるはず!
心に残ったところ。いいなと思ったこと。どんな話だと思ったか
とにかく思ったことを書き出していきます!
・タイトルの「クレヨン」は特に触れられることもないと思うが、今回落書きがテーマということもあり、「クレヨン」が実際キーアイテムとして使われている。
クレヨンしんちゃんの本質的なものも描く意欲的な作品になっているのではないか?
・好きなことを強制されても楽しめない「不自由や制限、ルールがあるから自由という概念も生まれる」
・昔と今の自由は違う。確かに落書きは文化的にもなくなりデジタル製品も増え、落書きをする子は減ったかもしれない。最初に提示しながら
デジタルについて肯定的に描けていることはとても良かったと思うポイントの一つ
・「ほぼ四人の勇者」しんちゃんにとっては他の四人が勇者であり、ユウマにとってはしんちゃん含めた四人が勇者であり互いに、尊敬しあえている関係性が素敵
・敵も目的は同じ。方法が違っただけで最後に協力しあうのがとても早い。そこもとても良かった。
・テンポ感がとても良い。途中会話がなしで進むシーンも、ぶりぶりざえもんとのチャンバラや、ニセななこさんに分け与えるシーンなどもとても良い
・「救いのヒーロー」すぐに裏切ったりするぶりぶりざえもん。最後にクレヨンのかけらをこちらにくれた時はわかりやすいが、
その手前の、病院に逃げて呼び出したシーンも、最初から誘き出すためであったのではないかと言及はないがそう感じてしまう。これを考えるとぶりぶりざえもんの凄さに震える。
最後のぶりぶりざえもんに感動。
・しんちゃんの「もう誰も失いたくない」がとても刺さる
・ニセななこさんの愛
・声優が豪華。神谷浩史さんのぶりぶりざえもんも素敵!
・ユウマが自分の母を助けたことに、しんちゃんも自分の母を助けたことを伝えながら受け止めたこと。最後のクレヨンであり他の人との天秤があっても、個人的な感情は大事だということ。勇者とは何か。勇者という存在が先にあるわけではないということ
・風間くんが目的を思い出させるような一言がカッコ良かった!
・しんちゃんに大人たちが詰め寄るシーンは社会風刺的。子供さえネガティブな感情を向ける痛さがある
・ぼーちゃんを不審者から守るシーンはちょっとしたシーンだが、細かく良いなと感じる
・実際に春日部の子供達の落書きを採用している
他にも細かいところで刺さるシーンがたくさんあり、さすが京極尚彦さん!と思わずにはいられません!
クレヨンしんちゃんの映画として名作はよく「オトナ帝国」とか名前は上がりますが、そのように名作として名前があがるような傑作として評価されるかはわかりませんが、
僕にとっては傑作といえるような映画でした!
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