おはようございます!なべっちです。
ブリコラージュとは、寄せ集めでなにかを造ったり間に合わせの修繕という意味で、繕う、誤魔化すというフランス語のブリコルールを由来としています。
レビストロースが日常生活のなかで、さまざまな間に合わせ細工をもって実践に対応しているさまを指摘しています。
要するに、狩猟時代はその時に明確に役に立つかわからないけれど、とりあえず獲得しておくと、後ほどコミュニティの危機を救うこともあるということです。
現代社会で何が何でも「役に立つかも」と取っておいたらゴミ屋敷になってしまいますが、何か新しいものを生み出す時には有効です。
なぜなら、新しい発想はひらめきや、論理的に考えて帰結したものではなく、思いもよらない組み合わせから生まれたりします。
Apple製品の美しさも全く関係のない思っていたカリグラフィを学んでいたことが影響したのは有名な話です。
自分を特徴づけたり、ホリエモンのいう「タグづけ」も自分の好きなもの得意なものの組み合わせでそれらは関連づいたものでないからこそ、その人のアイデンティになります。
例えば、心理学が好きな人はたくさんいますが、心理学、ギター、筋トレ、アニメが好きとなると絞られてくるでしょう。
何が言いたいかというと、無駄や価値がないようなものでも何かしら生きる時もありますし、少なくともアイデンティになります。
自分の目標ややりたいことと関係なくても、機会があれば、「後で何か役に立つかも」と学んだりやってみると良いのではないでしょうか?
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