【勉強法】何かを学ぶときには集中せずに他の練習を挟んだほうが良い

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おはようございます!なべっちです。

何かを学ぶとき、集中してまとまった時間を取れない!継続できない!とお悩みの方もいると思いますが、今回は科学的にはその方が学習効率が良いというお話をしたいと思います。

僕は集中力がないのでまとまった時間でひたすら集中して取り組むのは難しいのですが、それができる人もいるでしょう。

そしてひたすら練習できる方がいいとさえ考えています。

この学習方法は「集中練習」と呼びます。

多くの人がこの学習法が効率的だと信じるのは効果が目に見えて現れるからです。

しかし学習の本当の意味はいかに早く習得するかではなく身につき、日常でも使えるということです。

集中練習では一気にたくさん覚えたという実感は得られますが、そのあとすぐに忘れてしまうと言われており、逆に間隔を空けて、他の練習を挟む「感覚練習」の方が効果的であることが実証されています

短期合宿集中講座!や一夜漬けも集中練習に入りますが、覚えた気にはなりますが、継続できなければ忘れてしまいます。

感覚練習のデメリットは学習も遅くなった気がしたり、成果を感じられないところにあります。

実際に実験でも集中練習より成果が出ているにも限らず実感は得られていませんでした。

なぜ感覚練習の方が効果があるのか?

なぜなら、少し忘れてから思い出そうとするときに、記憶が強化されるからです。

新しく学んだことを長期記憶にするためには「統合」というプロセスが必要になります。
記憶した痕跡を強化し、意味を与えすでに知っていることと関連づけるプロセスですが、これには数日かかるとのことです。

「集中練習」では短期記憶を頼りにしてしまいますが、間隔を空けることによって、イメージトレーニングなどの統合の時間も作れるので成果につながるようです。

忘れないようにするのではなく、忘れたら思い出そうとする

忘れないように集中して暗記しようとするのではなく、時間をおいて覚えているか確認してみてください。

覚えていたらOKですし、忘れていたら思い出そうとすることで記憶につながります。

続けて勉強できない!という人は逆に間隔を空けてでもいいので手をつけることが大事ですね。

そう考えるとやはり「習慣」にして、1日長時間でなくても少しずつでも取り組むことが成果につながるというのも頷けますね

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