VUCA時代に必要なリーダーの「VUCA」

VUCA時代 LIFE
VUCA時代

おはようございます!なべっちです。

今は 「先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態」としてVUCA時代、VUCAワールドと言われています。

今回はVUCAの説明とVUCA時代のリーダーに必要な要素についてお話ししたいと思います、

VUCA(ブーカ)とは?

V(Volatility:変動性)
U(Uncertainty:不確実性)
C(Complexity:複雑性)
A(Ambiguity:曖昧性)

VUCAとはこの頭文字を取った造語です。

テクノロジーの進化によって、あらゆるものを取り巻く環境が複雑さを増し、将来の予測が困難な状況であり、不確実性の排除を必要とした「問題の世界」から忍耐、理解、不確実性を持って取り組むような「ジレンマの世界」に移行しつつあると言われています。

戦争でも今までは2極対立だったものが多数の国が関与し、誰が戦闘員で誰が害のない民間人であるかなども曖昧になってきたと言います。

変化が大きく想定外のことが起きる時代です。
日本でも終身雇用は終わり、転職も当たり前になってきました。
2年後自分が何をしているかもわからない状態でしょう。

UberやAirbnb、NETFLIXなど新しいサービスによって業界にも変化が起き、同じ業界だけがライバルではないという状況です。

リーダーのためのVUCA

V(Vulnerability:ヴァルネラビリティ、弱さ)
U(Understanding:理解)
C(Connectedness:つながり)
A(Adaptability:順応性)

この4つがリーダーにとって大事な要素になります

ヴァルネラビリティ

優れたリーダーとは自分の弱さを理解し、常に正しいことを求め、微細な管理をやめ、権限を他の誰かにも委託できる人です。

変化の多い時代では、管理や技術、支配で最終的な解決を見つけられるとする信念を捨てる必要があります。
自分の弱さを受け入れ異なる文化の世界観にオープンになる。
文化的謙虚さを持つことで、間違ったことをしてしまう自分を受け入れ、人から学ぶことができます。

理解

足をとめ、見て、聴く能力です
不確かな状況において常に新しい視点を持ち解決策について柔軟であることが大事です。
今まではこうだった。これでいい。これが永久的に有効だという最善策というものはないとを認識、他の人と協力しながら完璧でありたいという欲求にあらがい満足できる必要があります。

つながり

異質に思われる部分や物事につながりや共通要素、類似性を見出す能力です。
このためには先入観や固定観念を持たず相手の立場や感情を理解している必要があります。

多くの学びや新しいアイデアだけでなく相手の良い点やそれを伸ばすための働きかけもできるようになります。

順応性

曖昧な状況や変化に反応し、人や組織の垣根を超えてコミュニケーションを取り、解決策に素早く取り掛かる能力です。
誰か1人の優れた能力よりも、ネットワークを自ら作り多数の洞察を取り組みます。
自分だけの枠でなく柔軟に対応します。

具体的なエクササイズ

マインドフルネスで弱さを受け入れるためのエクササイズです。

1 自分の弱点について考え書き出してみる
2 目を閉じて3回深呼吸をする。(鼻から吸い、口からゆっくり吐く)
3 「私はこのままで大丈夫、私は完璧でなくても大丈夫」と自分に言う
4 目をあけ最初に書いたリストを受け入れるようになっているか気づく

まとめ

自分の弱さ(ヴァルネラビリティ)だけでなく他者の弱さも受け入れることが大事だと思います。

今までのように弱いことは克服しなくてはいけないのではなく、克服できないこともある。常に強くあり続けれるわけではないこと。誰もが完璧ではないことを受け入れることができると自分自身もまた成長につながるでしょう。

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