こんにちは!なべっちです!
人はバイアスに囚われる面が非常に多いのはご存知かもしれませんが、
その思い込みにより能力にも影響が出てしまいます。
今日は心理学でいう「ステレオタイプ驚異」についてお話ししたいと思います!
ステレオタイプ驚異とは!?
心理学者のクロード・スティール氏とジョシュア・アロンソン氏によって名付けれたこの「ステレオタイプ驚異」を事例を紹介しながらお伝えします!
テストの結果にさえ影響が出る
⑴ヨーロッパ系アメリカ人よりもアフリカ系アメリカ人は劣るというステレオタイプが広まっている時に学生たちに、
知性を測るものと伝えテストを受けてもらうとその通りになりました。
これだけだと事実のようになりますが、普通にテストを受けてもらうと
どちらのグループも同じような点数になりました。
⑵学業成績が劣るというステレオタイプがある大学のアスリートに「運動バカ」な一面を思い出されると、運動をしていない学生に比べてテストで12%もスコアが低くなったそうです
性差を産む科学的な見解
能力の差ではなく、女性の能力に対するステレオタイプによって
女性が自分の能力を限定的に考えてしまい、その結果別の職業を選んでいる
⑴アメリカで能力には何の遺伝的のも違いがないのに、理工学系の仕事に就いている女性の比率はわずか22%しかないそうです。
⑵ジェイス・アーリンガー氏とディヴィッド・ダニングは2人は男性と女性の大学生に、
科学的思考力を評価してもらい、数週間後、同じ学生たちに再度前回とは無関係なものとしたうえで、科学的思考のテストに参加してもらうとテストでどれだけ良い結果を出していようと、女性は男性より自分の能力の評価が15%低かった。
女性が自分の能力を限定的に考えてしまい、その結果別の職業を選んでいることが、
性差生んでいる科学的な見解です
ステレオタイプ驚異に対抗するには?
社会的な問題は、社会が変わりネガティブなステレオタイプがなくなればいいですがそれには時間もかかるし難しい問題です。
これには僕も苦手ですしフィールグッド効果といいマイナスな効果が出ることもあるとする間違えると危険な自己肯定だといわれています。
驚異が迫っている時には、脅かされている部分とは、別の重要なアイデンティを思い出すことで効果があるということがクロードスティール氏の研究でわかりました。
目標の数字にいかず評価が厳しいとわかっている場合は、
自分が愛情ある親であるとか、友人を大切にしていること、バンドなど打ち込んでいることがあるなど他のアイデンティを思い出すことが大事です。
心理学者のジェフリー・コーエン氏もステレオタイプ驚異に晒されているアフリカ系アメリカ人の学生に、学期の初めに10分間、自分が大事にしている価値観について書いてもらうと、学期の終わりには、これをしなかったグループに比べ70%も高い成績でした。
人種間の成績さを40%も減少させるものでした。
またストレスホルモンの減少も見受けられ、判断力の上昇などの効果も一因かもしれません。
自分は素晴らしいなどという自己肯定はフィールグッド効果になってしまう場合がありますが、戦略的に使い自分の別のアイデンティに価値を見出す肯定は有効です!
障害もその枠組みのせいでステレオタイプ驚異により能力を制限されてしまうこともあるのかもしれないと考えました。
自分の大事にしている価値観による肯定ができると良いなと思いましたが、
自分のことなんて好きにはなれないですが、筋トレやプロテイン、本を読むことが好きこれも自分が秀でているわけではないですが、生きててもいいかなと思えるようにはなりました!
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