おはようございます!なべっちです
組織において、パフォーマンスが発揮できるかどうかは上司の関わり方の影響を受けることは、さまざまな研究によって明らかになっています。
マネジャーは選べないのが会社で働くリスクだなと思うわけですが、その上司がいい上司か見極める簡単な方法についてお伝えしたいと思います。
あなたの上司はいい上司?見極める方法
あなたの上司が優秀かどうかを見極める方法は「ご機嫌かどうか?」です。
カリスマの研究でもご機嫌な動きをしている人は、人を惹きつけることや、相手をご機嫌にすることもわかっています。
コミュニケーションの主体は、話している側でなく聞き手にあり、相手が受け取ったことが、伝えたかったことの全てになるということですが、上司の役割はコミュニケーションを取ることです。
そのコミュニケーションの取り方が阻害要因になることもあれば、促進させることもできます。
不機嫌さで相手をコントロールしている上司は一時は成果を出したり、数字だけは追いかけることができるかもしれませんが、主体性は発揮されず、想定通りの成果しか出せないでしょう。
また職場にその上司がいない時の方が、みんな元気に仕事して生産性も上がっているかもしれませんね。
ご機嫌でいることは最大の貢献
ご機嫌でいることもスキルです。不機嫌でいるのは簡単ですからね。
日本のコーチングの草分け的存在の伊藤守氏は
自分が機嫌よくしていることこそが周りの人にできる最大の貢献である
と述べています。
褒めるのは相手に悪影響を与えますが、ご機嫌な上司であれば、成果を出した相手にも一緒に楽しみ、うまくいっていない部下にも視野を広く、励ましていくことができるでしょう。
周囲に示す威厳やリーダーシップを気にするかも知れませんが、主体性を発揮できる安全な職場づくりが成果につながります
まとめ:いまここからはじめよう
紹介した「いまここからはじめよう」の帯には「自分も変えない、相手も変えない、でも関係は変えられる」と書いてあります。
アドラーは人の悩みは全て「対人関係」と言い切っています。
残念ながら、ご機嫌でない上司の場合はボス・マネジメントをしながら、まずは自分が楽しみを見出してご機嫌でいることを今から始めてはいかがでしょうか?
コメント