こんにちは!なべっちです!
何か欲しいものがある時、特に車など高額なものの時、金額だったり、そもそも必要なのかどうかやどの車にするか。オプションは?などなかなか決断できないことはありませんか?
家の購入もそうですが、逆にすぐ決められないのは当たり前のことでもあると思います。
科学では「意思決定のおいてどう考えたらより良い意思決定ができるか?」と研究してきましたが、オランダ人の心理学者、アブ・ディクステルホイス氏はこれとは違うアプローチをし「意思決定は無意識の心に解決を委ねた方が良い場合があるのではないか?」という研究をしました。
今回は無意識の方が良い意思決定ができる場合についてお伝えしたいと思います。
車の購入実験
被験者に車の購入について必要な情報を与えて2つのグループに分けました。
半数は情報を吟味し、その後最善の決定をするように告げられ、もう1グループは情報に目を通した後簡単なパズルを行ってから、考える時間が与えられないまま意思決定を行う場所に連れていきました。
結果パズルによって気をそらされ、考える時間がないグループの方が良い結果を出しました。
意識的思考と無意識的思考の使い分け
さまざまな実験の結果、数値を扱ったり、的確な数字のルールに従う必要がある場合は意識的に意思決定したほうが良いという結果になりました。
そして大量の情報と複数の曖昧な、相反するような制約が伴うような意思決定の場合は無意識の方が良い意思決定ができることがわかりました。
なぜ無意識の方が良い意思決定ができるのか?
無意識で考えるさいの大脳の領域が意識的思考の中心部よりも多くのニューロンの処理能力を有し、多くの情報をチェックし、より多くの解決策をより分けることができるとされています。
意識はしていないですが、脳はちゃんと活動しているんですね!
研究者曰く、意識は限定された問題に正しい答えを出すプログラムを実行するパソコンのようなもので、無意識は、Googleのようなビッグデータの集積みたいなもので、統計のアルゴリズムが、構造化されていない情報を分け難しい問題に有効な解答を引き出すとのことでした。
アクションプラン
意識的に休息時間をとる
スティーブ・ジョブズも重要な意思決定をするときは、外を歩いたりしたと言われるように重要な意思決定をしなければない時は気を紛らわすような行動をした方が良いときがあります。
何か意思決定をするときは、意識的に休息時間をとることで、無意識の領域を使い複雑な課題の処理ができます。
車の購入など、考えても結論づけられないものは、無意識を頼ってみましょう!
参考図書
こちらの本はマルチタスクが求められたりする仕事も多いですが、さまざまな研究で人間はシングルタスクの方が成果が出せることがわかっています。
大切なことの成果を出すためのヒントがまとめてあります!
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