【心理学】現実を変えることができなくても、環境や起きた出来事にふりまわされず、注意の向け方で人生を変える

環境や起きた出来事に振り回されない LIFE

この病気は私の意識を独占しようとしたが、私はできるだけ自分の生活に注意を集中しようとした

ウィニフレッド・ギャラガー

こんにちは!なべっちです。

生きていれば楽しいことだけでなく辛いこともたくさんあります。それこそ挑戦をしていたら、失敗もあるでしょう。生命本能からいうとネガティブな感情の方が、心に残りやすいです。

ポジティブな人とネガティブな人の違いはポジティブなことに反応することができる能力ともいえます。

今回は環境や起きた出来事に振り回されず大事なことに集中するための話をしたいと思います!

人は起きた出来事よりも、「注意を向けるもの」によって世界観を組み立てる

科学ライターのウィニフレッド・ギャラガー氏は進行したガンと診断を受け恐怖と悲壮感をいただいていましたが、楽しいことに集中することで大きな喜びに気づくこともできたと「歓喜」という書籍も出版するまでに至りました。

彼は映画・散歩・マティーニが辛い現実の中でも喜べている時があることに気づくことができ、ガンが進行しているということに、意識を向ければ不幸で暗いものになりますがマティーニに集中すれば楽しいものになります。

どちらの状況もガンであることには変わりありませんが意識をどこに向けるかで楽しい時間を過ごせるかが変わってきます。

明るい面を見ようとするだけの話に見えますがノースカロライナ大学の心理学者、バーバラ・フレドリクソン氏は人生で何か不幸なことが起きても何に意識を集中させるかによって前進する大きな力が生まれると研究し、スタンフォードのローラカーステンセン氏もfMRIにて脳活動を調べることによって証明しました。

僕たちは環境や自分に起こったことが感じ方を決めると思っていますが、自分で何に集中するかを選ぶことができるということです。

まとめ

現実は何も変わらなくても、予期せぬことが起きても何に反応するか、何に注意を向けるか?という集中力があればただ辛い気持ちに浸ることなく、前に進むことができます。

ギャラガー氏は「あなたは誰か、何を考え、感じ、おこなっているか、何を愛しているか、それがあなたが集中するポイントだ」と述べています。

集中しようとしても難しいのは集中力がないからです。

なかなか難しいという人がアクションプランとしてできることとして

・マインドフルネス瞑想を行い、注意を向ける訓練をする
・ポジティブ日記をつけポジティブなことへの反応性を高める

こちらに取り組んでみると良いでしょう。
ポジティブ日記は企業の朝礼でも取り入れられているグッド&ニューのように些細なことでも良いので楽しかったことできたことなどを3つ以上書き出してみると良いでしょう。
人は基本的にネガティブなできごとの方が心に残りやすいのでポジティブへの反応性を高めていきます。

同じような環境でも、辛いことをずっと訴える人と、楽しいことに目をむけ行動できる人がいますが、自分で選ぶことができるということでもあります。

鬼滅の刃でも鬼はずっと辛かったことを理由にし執着していると思います。鬼にならないか?という誘いを断った煉獄さん。
不幸なことに注意を向けるということは鬼になるということだともいえます。

ポジティブとは明るい状態ではなく、自分が何をしている時が楽しいかなどに意識を向け、行動ができるということでしょう。

辛さに注意を向けると実際辛いでしょう。でも気づかないうちに自分を納得されるための手法になり、生産的な行動もしなくなっていきます。

環境や出来事に振りま話されず、自分の大事なことに集中しましょう!

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