失敗した時に「気にしないようにする」「大したことない」と言い聞かせるのは悪循環の始まりである

失敗 対処法 LIFE

僕も貴女も、時間は未来にしか残っていません

まどろみ消去/森博嗣

こんにちは!なべっちです!

仕事などでも失敗した時、アドバイスとしても気にしないようにしよう!とかいうこともあるでしょうし、自分でも「大したことない」と言い聞かせたりすることもあると思います。

よくない評価をされたり,うまく行かなかった時、今までできることはしてたけど失敗してしまった。

本当は向いていないのではないか?全てが無駄になったようにさえ感じ、その中にある良い評価や言葉には目も向かず、もう考えないようしよう!と思うけれども、失敗の記憶というのは、うまくいった経験よりずっと覚えているものです。

これは必要な感情なので人の機能として備わっているものなので、本来はこの感情も有効活用するものなので、考えないようにしようとするのはそれに抗うことになるのでいつまで経っても苦しいことになってしまうのです。

今回は本来は注意を向け、自分が成長するための材料であり、モチベーションを与えてくれる「失敗」についてのメリット・デメリットを知り、自分にとって大切な役割を果たすためのヒントについてです!

失敗の悪影響から抜け出す!

失敗をすると、自分には何もできない、やる価値はあるのだろうか、と気には生きている意味や孤独を感じたり、周りはみんなうまくいっているのに自分だけがうまく行かないなど精神的にも辛くなったり、食欲の減退、それを解消するために、暴食したり、科学的には何も意味がない飲酒などをしてしまう人もいるでしょう。

失敗の悪影響は

・目標や、役割を全うする意欲を奪いその時の人間関係も疎遠にしてしまう
・今の状況を変えることができることを考えれなくなる
・精神や行動の変化から体調にも影響が出る

この悪影響を受けると、失敗について恐怖心を覚え、失敗しないようになっていきます。

失敗しない方法は挑戦しないこと。できることしかしないということです。

そうすると当然、成長しないので、また変わらない自分に落ち込んだり、人間である以上ミスがあるので、また落ち込んでしまい、悪循環になるでしょう。

しかし、なぜ失敗した時にこのようなネガティブな感情になるかというと、自分が本当はこのままじゃうまくいかないから変わらないといけない。という気持ちに気づかせてくれるものです。

大事なものでなければ強く落ち込むことはないでしょう。

頑張っていないもので負けても悔しくはないでしょう。

ネガティブな感情が強いということはそれだけ自分にとっては大事なことなのです。

だからこそ、この時に「気にしないようにしよう!」と大事なことから離れてしまうと、後々の後悔にもつながりさらに落ち込んでしまったりします。

「大したことない」「考えないようにしよう」と思うのには多大なエネルギーが必要です。

これは何も生みませんし、目標からも遠ざかり、大切な人からも離れてしまいます。

人間も動物なので、原始的な生活で言えば失敗というのは危険を教えてくれたりするので、何か行動を取らなくてはいけません。現代では命の危険はないので、苦しさだけが残ってしまうのです。

失敗を前に進む力にする方法

①大切にしている理由を隠したり、考えないようにするのではなく、大切だと考えている理由を思い出しましょう。 

自分がなぜショックを受けるのか、それは大事な目標や理想があったからだと思います。

何がしたくて、どうなりたいのか、目標や役割、この関係の何が大切なのか、目先の目標でなく大きな目標に集中しましょう。

続けることによって何ができるか必要性を再認識し、学びや成長の機会と捉えましょう!

挫折や批判から何を学ぶかは自分で選べるということです!

落ち込んでも良いですが、それは自分の目標に対し価値があることでしょうか?

②人は変わることはできるという信念

気持ちの問題か!?と思いがちですが、もう有名すぎる研究ですがキャロル・ドゥエック氏のマインドセットの研究でも失敗した時の考え方、信念でその後の成果に影響が出ることがわかっています。

失敗しても変わることができる。まだ成長の途中であるということ。

フィードバックを受けたら、まずは試してみたり、他の方法を試してみましょう!周りの人から遠ざかるのではなく、助けをも止めても良いでしょう

僕自身、失敗などから自分はいない方がいいんだなど回避したり、できないと諦めることが多かったと思います。

失敗して落ち込むのは自分で落ち込むことを選んでいるだけなので、「じゃあどうするか」を考え改善したり、前に進むための行動をすることを選ぶこともできます。

失敗をするということは何かに挑戦している証拠でもあるので、これを成長のための良い循環にしていけるといいですね

コメント

  1. […] […]

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