【課題の分離】最終的にその責任を誰が背負うか【アドラー心理学】

アドラー心理学課題の分離 雑記
アドラー心理学課題の分離

おはようございます!なべっちです。

心理学を学び実践してきましたが、最も考え方として実践できてよかったのはアドラー心理学の「課題の分離」です。

その課題は誰の課題か?

詳しいことや「課題の分離」についてはまた書いていきたいと思いますが、簡単にいうと「その課題は誰の課題か?」ということです。

例えば子供が引きこもっていたとして、親は部屋から出てほしいと思い試行錯誤します。
この時、その課題は誰の課題か?を考えると親の課題ではなく子供自身の課題です。

アドラー心理学では他人の課題に踏み込まない。というスタンスです。

ですから、部屋から出すために親が何か労することは他人の課題に踏み込んでしまっているということなので子供自身がどうしたいかを考え行動するしかありません。

しかし、自分の子供であれば、親の課題でもあるように感じますが、課題とは誰が最終的に困るか?なので親ではありません。
よりよくあってほしいというのは親の課題であり、子供の課題ではありません。
逆に子供も親の課題を解決する必要はないのです。

無視したり、協力しないことではない

先ほどの例でいうと子供の引きこもりを解決することに踏み込まないからといって、協力も何もしないということではありません。

困った時には協力するつもりだというメッセージを伝えましょう。

こちらから働きかけるのではなく、何かあったら協力したいと思っていることなどを伝え、実際に助けがあったら協力しましょう。

まとめ

課題の分離を知る前は、知らない誰かにぶつかられたらイライラしたり、アルバイトの子の仕事ぶりにイライラするなんてこともありました。

他人と過去は変えられません。その課題は誰の課題か考え自分ができることに集中して考えると他人に対しイライラすることも無くなりました。

ただアドラー心理学は他人に対し無関心になれと言っているわけでなく、最終的には「共同体感覚」というものについて言及しています。

先ほどの親子であれば、目的が近しければ、協力はしていくことが大事です。

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