【レジリエンス】解任されたCEO。復帰できるリーダーとできないリーダーの違い

おはようございます!なべっちです。

誰もが失敗をすることはありますが、とりわけ重役や責任がある人の失敗はその職を失うことになります。

あのスティーブ・ジョブズもAppleから一度離れました。

その時に返り咲くCEOとそのまま立ち直れないCEOの違いはどこにあるのでしょうか?

ある研究によると解任されたCEOのうち2年半のうちに経営者として復帰できたのは35%
22%は一線から退き中小企業のカウンセリングや顧問に収まり43%は引退となっていたそうです。

今回はCEOのようなリーダーの立ち直り方からレジリエンスについて学ぼうと思います。

いかに反撃に転じるか

まずは戦うか諦めるかの判断が必要で、評判も大きく影響します。
戦ってだメーじが大きいようであれば避けるべきですし、復讐のようなことであればいずれマイナスになってしまいます。
しかしキャリアの回復ももままならずとても大きい痛手を負っているのであれば反撃するしかないと言います。
半沢直樹もそうですね。

イスラエルのシャロン元首相はタイム誌に虐殺の告発をされました。
シャロン元首相はタイム誌を訴え謝罪をしてもらうことに西欧しました。
自分の評判を回復させるために、慎重に計画し、覚悟を持って実行しました。

誰も守ってくれず自分でやるしかない状況だからこそ毅然と立ち向かい職に戻ることができました。

支援者を募る

戦う、戦略的に一時撤退するとしても協力してくれたり、理解をしてくれる仲間が必要です。

ただこの時、協力してくれる人については、家族や友人など親しい人でないといけないわけではなくかえって、顔馴染みぐらいの人の方が良い場合も往々にしてあることが研究によりわかっています。

親しい友人は自分と同じ人脈であることが多いですが、付き合いが遠いと全く違う人脈を持っているからです。

ハンディ・ダン・ホーム・インプルーメントのCEOだったマーカスはあらぬ疑いをかけられCEOを解任されました。

この時支えになったのは、人脈でした。
人脈は財産ですが、彼が助けを求めたときに、縁遠い知人も協力してくれたのは、普段から誠実であり、相手を尊重し付き合っていたからに他ならないでしょう。

助けを求めるのは大事ですが、その前に普段の自分の振る舞いや相手を大事にする姿勢が、窮地になった時の分かれ目にもなるでしょう。

地位を取り戻し勇気、資質を示す

キャリアを取り戻すには、知人や協力者だけでなく、公的な評判を取り戻す必要があります。
そのためには、起きたことを正しく伝え、自分の間違いがあるのであれば正式に謝罪などをし禍根が残らないようにする必要があります。

そして、自分にはやり直す能力や覚悟、勇気があることを伝え確かに信用は一度失ったかもしれませんが、能力はあり、また貢献できることを伝えなくてはなりません。

まとめ

・失敗は終わりではなく、返り咲くことはできる
・自分だけでなく周囲の力も必要であるが、そのためには助けてもらえるような人格であること、振る舞いをしていることが大事
・自分の物語への理解。失脚の原因から本質まで理解しそれを公にできること。そしてその後のストーリーも描けていること

結局のところ、人からの評価や信頼というのは大事で、解任されるのも信用を失うということなんだなと思いました。

本人ができると信じていても、周りもそれを信じてくれないと動いてくれません。
普段からの振る舞いが大事だと思いました

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