【心理学】同調圧力に耐性がある人とない人はどんな違いがある?

同調圧力 心理学
同調圧力

おはようございます!なべっちです。

日本は同調圧力が強く生きづらいなと思ったり、社会的なルールや風潮でなくても会社の会議やミーティングなどでも、自分の意見と違くてものってしまうことはありませんか?

今回は流されやすい人、理論で説得される人の違いについてです。

結論、自己決定型か他者依存型かの違いで

有名な研究ですが違う線の長さをみて他の5人が線の長さを「同じ」だと答えると、被験者も「同じ」だと答えてしまうというものがあります。

これは集団の中にいると、自らの判断が誤っていると知りながらも集団に同調してしまうということですが中でも同調圧力に強い人がいることがわかりました。

同調圧力に「耐性」がある人とない人がいる

他の実験により 「自己解決型」の人は自ら判断した答えを述べることを躊躇しない傾向が見られました。「他者依存型」の人は周りの意見に流される人が多かったそうです。

自分が自己解決型か他者依存型かを図るテストは後日書きますね!

システムの導入可否についての研究

線の長さの違いは極端に感じたりしますが、他の実験ではシステムの導入の可否について強い口調で賛成しないものは愚かだと主張し、もう一方は穏やかでシステムの良さを主張します。

他者依存型の人はどちらのスピーチを聞いてもシステムの導入に賛成し、特に強い口調の後ではすぐに同意しました 自己解決型の人はどちらを聞いても意見を変えませんでした。むしろ穏やかなスピーチについては全く変化せず、強いスピーチには逆の方向に意見を変えました。

自己解決型の人には強く伝えると反発になってしまうこともわかりました。

「理論」で説得される人、「社会的圧力」で説得される人

先程の実験だと自己解決型の人は反抗してしまうだけのように感じてしまいますが、それだけではありませんでした。

他者依存型は人間(地位の高い人) 自己解決型はメッセージの内容 それぞれ敏感だということがわかりました。

自己解決型の人は説得力を感じれば態度を変えることがわかりました。

イェール大学の研究でも喫煙者の被験者に「肺がんと診断された人」を演じてもらいましたが自己解決型の人はタバコの本数を減らすか、完全に禁煙することができましたが、他者依存型の人は実験の影響が見られませんでした。

自己解決型の人は論理的に説得されたり、自らの体験で問題を理解した場合は態度を変えることができますが、他者依存型の人は、病気や事故などでさえ、運命的なものと考える傾向が見受けられ、健康や幸福度は運や偶然に左右されると考えることがわかりました。

まとめ:他者依存型はダイエットも禁煙も禁酒もできない

7つの習慣でも「主体的であること」について言及されていますが、主体的であるかどうかが流されやすいかどうかでもあります。

「他者依存型」の人はダイエットや禁煙、禁酒なども科学的な方法を行えば成功するのに運とか、自分はそういう人だからなどで片付けて行動を変えることができません。
もし悩んだりすることがあれば思考習慣を変えても良いかもしれません。

また自己解決型の人は内容を見ることが、あくまでも自分の判断にはなるので、それが間違った論理だとしても、納得さえしてしまえば信じてしまいます。 論理的な人ほど詐欺に騙されやすいとも言いますが、見かけの論理や根拠に対し注意を払う必要があります。

自分のことを知ることで、目標達成や起こりうることを推測できるようになります

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