おはようございます!なべっちです。
トーマス・ギロビッチ氏は著書で頭が良いことと賢い人は違うと述べています。
IQが高くても日常で誤った判断をしたり、人と関わる問題で洞察力を掻き問題を起こしてしまうことがあります。
賢さ、賢明さとはと知識だけでなく、洞察(内面的な性質や関係を認識する力)や判断(分別)を持っている人のことです。
最近では「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方 ー」などリーダーに求められるのは人徳であったり、心理的安全性が成果を出す事例を考えても、頭の良さや能力があっても賢いとはいえないですし、成果にもつながらないと考えられますね。
賢明さには、原因、物事がなぜそのような状態であるのかについての理解が含まれる
アリストテレスはこのように言っています
知識のある人は、「何が」と「どのように」について多くのことを知っている
賢い人は「なぜ」についての理解がある
相手の背景を理解することで、相手のことを考えた行動ができるということです。
アドラーは問題の全ては対人関係であると述べていますが、人との関わりは切り離して生きていくことは難しいですし、それを望んでいる人も多くはないでしょう。
社会心理学を学ぶと人はなぜ不合理な行動をするのかなどがわかり面白いです。
ただ、それを考えた上で
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