おはようございます！なべっちです
今日はおすすめの絵本をお伝えしたいと思います！
「STAR EGG 星の玉子さま/森博嗣」星の王子様じゃないよ！
玉子さんが愛犬ジュペリといろんな星に行くお話です。
普通に子供が読んでも面白いですし、大人が読んでも楽しめます。
■おすすめポイント
・科学的な点
いろんな星の設定が科学的な理屈に沿っているので、なんでだろう？で子供は自由に発想するもよし、大人は考えたり、表現の面白さを見出すことができます。
・哲学的な点
他の作品とも共通するような「孤独」についてや「仕事とは」「無駄の価値」「夢」「内側と外側の概念」などとても面白く考えながら読めます。
・向きを変えて読むことで4回読める
縦横逆さまにして読んでみてはと解説にも書いてありますが、そんなに大して変わらないだろう。と考えていましたが、気づきというか感じ方が違うことに気づきます。
まだ自分は固定観念があったんだなと気付かされ、クリティカルシンキングにもつながる体験ができます。
まとめ：絵本を読むということは体験することである
絵本は内容も抽象化されていたり、簡潔になっているので感じ方は人それぞれでしょう。
まさに読むというよりは「体験」するという表現の方がしっくりきます。
それを楽しいと思えるか、積極的に感じようとするかも自由です。
この絵本から、こういったことを受けっとって欲しいという強制もなく自由です。
しかし、誰もが生きることには迷ったり考えたりすることがあるのではないでしょうか？
そんな時に、この絵本の体験というのは人生とも似ているなと感じました。
この絵本は作者の森博嗣氏が印税を返納し、定価を安くするよう出版社にもかけあった本で、質に比べて安くなっています。（あまりこういった交渉は難しいそうです）
ぜひ読んでみて欲しいなと思います。
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