ご褒美の間違った使い方をしているかも?報酬と罰の使い方!【やめたい行動と始めたい行動】

正しい報酬の使い方 心理学
正しい報酬の使い方

おはようございます!なべっちです!

習慣化の方法をお伝えしていますが、習慣化をするために報酬やご褒美を用意する人もいると思います。

報酬はもちろんやる気を引き出すのにも使えますが、やりたくてやっていた行動をやめされるほどの力もあることは以前お伝えしました(アンダーマイニング効果)

今回は報酬と罰の正しい使い方の研究についてお伝えしたいと思います!

新しいことを始めるときは罰ではなく報酬をあげよう

新たな目標を立てて、新しいことをはじめて継続するのには罰を使うのは有効ではなく報酬を使いましょう!

例えば筋トレを始めたい!サボったら1000円罰金というのは間違った方法です。

有名な実験でニューヨークの病院の職員での実験で、
習慣を身につけるために「手を洗わなければ感染症になる」というデメリットを強調した伝え方をしたときには改善されなかったのですが、手を洗うと“Good Job“という文字が表示されるようにしたところ手洗いをする職員の数は2倍以上になりました。

報酬は些細な報酬でも良い!

先程の実験では“Good Job“の表示だけで2倍になりました。
何か特別なものを与えなくてもそれだけの効果があるのです
何か新しいことを始めるときは、大きい報酬でなくていいので何かしら決めておくといいかもしれません。
仕事の関係でもキャンディー一つ部下に与えるだけでモチベーションになったりすることがわかっており、報酬があると快楽物質のドーパミンが分泌され脳が新しい習慣と快楽を結びつけることで続けることができるようになります!

逆に罰を与えるとせっかく新しく始めようとした行動を制限してしまい本能的にも嫌がり続かなくなってしまいます!

やめたい行動、習慣を変えたいときは報酬ではなく罰

やめたい習慣には罰を与えましょう!

おやつをいつも食べてしまう人が、我慢できたら旅行にいく!とかゲームを我慢できたら褒めてもらうなど報酬を与えると、習慣を断ち切るのは難しく罰を与えた方が有効だということがわかっています。

嫌だなと思うことは脳にストレスです!
このストレスをうまく使うのです。
やめたい行動に罰を与えることで脳がその行動を取らないようにしてくれます。

嫌な気持ちとやめたい習慣を結びつけることでやめたい行動をやめることができます!

罰は3倍の効果

罰は3倍の効果があると言われており、少しの罰でも効果があります。

これは人が損失回避をしようとする本能があるためです。
少額でも効果があるので罰を上手く使ってみましょう!

やめたい習慣には報酬はダメ!

やめたい習慣は元々脳の報酬系と強く結びついています。
例えばゲームを辞めたい人にとってはゲームをすることが報酬になっています。

辞めたいと思っているのに報酬系を刺激してもまた脳が快に結びついてしまうので辞めたい行動には報酬をやめましょう。

まとめ:続けたい行動にはご褒美、やめたい行動には罰

報酬と罰をうまく使い分けましょう!

始める習慣、行動にはご褒美
やめたい行動には罰を与えましょう。

ただ捉え方によっても違うのかなと思いました。

例えば「早起きをする」という行動を、「2度寝をしてしまうのをやめる」「夜更かしをやめる(結果早く起きる)」と捉えるとやめたい行動になりますが、「早起き習慣を作る」「4時に起きる」と考えるとはじめたい習慣になります。

自分の認知を意識し報酬、罰を使いうまく自分をコントロールしましょう!

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