こんにちは!なべっちです!
人が「死」より恐れるもの。
それは「スピーチ」です!
スピーチが苦手!緊張するという方も多いのではないでしょうか?
スピーチのコツはなんだろうか?と考えたりする前に最も基本的なことですが
今回はスピーチの際に「落ち着け」というアドバイスがいかに有害か
そしてどうしたらいいのかについてお話をします!
どう対処するのが良い!?
ハーバードビジネススクールの准教授ブルックス氏の研究で,300人の働く人に緊張した場面でのアドバイスについて聞いてみると、一番多かった内容は「リラックスして落ち着くこと」で90%の社会人が回答しました。
しかしこれは間違いなのです!
研究ではスピーチの前に
「私は落ち着いています」
「私は興奮しています」
いずれかを声に出してもらうという実験を行いました
これだけの違いでスピーチの質は大きく変わりました
結論
「興奮している」と言ったグループの方が説得力は17%高く
自信も15%高いと評価されました!
また話しての「やる気」も高まりスピーチの時間は27秒長くなりました。
また別の実験でも、テスト前に緊張しているときに
「落ち着いてごらん」というより「張り切ってやってごらん」といわれたときの方が、23%得点が高かったそうです。
面白い研究ではみんなの前で80年代ロックを歌わせるという課題があります。
この実験でも歌う前に無作為に
「私は不安です」
「私は興奮している」
と言ってから歌ってもらうか、またはどちらもいわずに歌ってもらいました
何もいわないグループの平均点は69点
「不安」だと言ったグループは53点
「興奮」していると言ったグループは80点で「興奮」しているという捉え方が1番良かったのです
なぜ「興奮している」とした方が良い成果が出るのか?
なぜなら「恐怖」を「興奮」に置き換えることができたからです!
歌の実験でわかるように「不安」と自分の状態を認めても対処にはならなかったのです。
恐怖や緊張状態になると脈拍も早くなると思います。
これを落ち着かせようとしたり、リラックスさせようとすることは、高速道路で急ブレーキをかけるようなものだからです。
急にブレーキをかけても止まれませんし、操作も効かなくなるでしょう
抑圧するより、違う感情にすり替える方が簡単です。
今後、緊張するな!っていう状況になってきたら、
興奮してきてる!と捉えてみてはいかがでしょうか?
ストレスについての研究でも「ストレスが害になる」と考えていた人だけが死亡リスクが高まることについてが明らかになり、害になるという考えのない強度のストレスを受けていた人の方が、ストレス強度が低い人より死亡リスクが低かったのです。
多くの研究で、人はストレスにより学び成長し、挑戦することや思いやりさえ手に入れることがわかっています。
緊張や恐怖、ストレスを悪者扱いして抑えようとするのではなく、
考え方を変えてみてはいかがでしょうか?
スピーチネタにこちらのことを話していただいてもいいかなとも思います!
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