おはようございます!なべっちです。
辛い時、絶望感に苛まれた時に読んでほしい本が「夜と霧」です。
辛さに優劣はなく、他の人と比べようと今自分が直面している問題は辛いことに変わりありません。
しかし、「夜と霧」は精神科医のヴィクトール・フランクル氏が強制収容所で体験したことなど事実が記載されており、ユダヤ人であるというだけで90%の人が処刑されてしまう環境の中生き抜き、解放されたと思ったら、家族も亡くなっていたという事実だけでも辛いような絶望を乗り越え、そこで観察してきたことや気づきが書かれています。
絶望の乗り越え方
1ユーモア
2自分には待っている何かがある(いる)
3長期的な希望を持つ
4私たちは人生に問われていて、どうするのかと行動で答えるしかない
5この苦しみが誰の何の役に立っているのかを考える
ユーモアに変える
絶望を感じた時、それをユーモアに変える力があると良いです。
収容所でも自分なりの楽しみやユーモアで笑いに変えることが出来た人は生き残ることが出来ました。
お笑い番組をみるのでも良いです。
楽しみ笑える時間を作りましょう
待っている誰か、何かがある
そして自分には待っている「何か」「誰か」がいるということ。
家族でも良いかもしれませんし、その家族を失って辛い時には、自分の仕事や楽しみ、趣味でも良いでしょう。
期限がある希望ではなく長期的な夢を持とう
長期的な希望とは、これは実際会った話ですが、収容所にてクリスマスには釈放されるという噂が出たそうです。実際はデマで釈放されることはありませんでしたが、この時、これを信じ出れる!と希望を持った人は絶望してしまい、処刑されてしまいました。
期限付きの希望ではなく、長期的な、でもいつかは叶うという希望を持ちましょう。
人生に問われている
そして絶望した時、何のために生きているのだろう。と思ってしまいます。
しかし、それは人生に自分が問われているということを考えましょう。
何のために生きているのか?その問いに自分で答えを出し、行動で答えていきましょう。
この苦しみが誰の何に役に立っているか考える
フランクル氏は、絶望的な状況の中でも、生き残り、この話を周りにすることで、人の役に立つことを確信し、実際に釈放後はさまざまな講演などをされました。
辛いだけで終わらせたり我慢するわけではなく、そのエネルギーを何かに向けることで、自分だけでなく周りにも影響を与えることが出来ます。
そしてその良い影響は必ず自分にも帰ってききます
どのような状況でも自分の態度は選ぶことができる
どんな環境、状況でもどのように過ごすかは自分で決めることが出来ます。
沈み、何も喋らずただ起きた出来事に反応することもできますし、明るく振る舞い、物事にも意欲的に参加することもできます。
どうするかはその人次第で、フランクル氏は人間の最後の自由とさえ伝えています。
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