やめればいさ 似合わないなら。やめればいいさ意味がないなら。
FEED BACK ’78/中島卓偉(TAKUI)
さあ始めよう ルールはないぜ。さあ始めよう現界もないぜ。
おはようございます。なべっちです!
今回お伝えしたいのはこの2つです。
・今やっていることは本当にやりたいことなのか?やめるべきか続けるべきか
・一度成功しても継続することが正しいとは限らない
ドラッカーはイノベーションとはこれまでとは違うもの、全く新しいもの意味すると考えていました。
そのためには時間や人、資本などがなければイノベーションを起こし活用できないと考えた結果「廃棄」という考えに至りました。
今やっていることが必要がなければやめなければならないということです。
ドラッカーは企業のことで考えていますが、個人においても同じことが考えられるのではないでしょうか?
なんとなく続けていること、仕事や、取り組んでいること、これをやめるべきか続けるべきか、ドラッカーの廃棄理論を参考にしていきたいと思います!
続けるべきか、やめるべきか?廃棄するための2つの質問
GEのジャックウェルチが成功できたのはドラッカーから2つの問いをされたからです。
・GEという会社をこれからつくるとしたら今の事業をしますか?
・1つ目の答えがNOの場合、どうしますか?
この2つの質問をうけジャックウェルチは、
たとえ利益が出ていても期待していたほどではない事業などを整理し、有効な事業に必要なリソースの投入や効率化ができ、成功を納めることができました。
個人で考えてみると
・今している仕事はこれから転職するとしても今の仕事をしていますか?
・今持っているものは今また買うとしたら買いますか?
・今していることをしていないとしても、また始めたいと思いますか?
・今一緒にいるパートナーがいなかったとして、また一緒になりたいと思いますか?
など問い、もしNOであれば、それをやめて、やること、やりたいことを考えてみると良いでしょう。
なんとなく習慣で続けていること、初めのうちは良かったけれど、特にマイナスにもなっていないからただ続けていることもあると思います。
例えば英語の勉強をしていたら、それがあまり必要だと思えなくても惰性で続けていたとしたら、見には着くので無駄にはなりませんが、その時間をやりたいと思っていたプログラミングの勉強や読書、遊びの時間などに回すこともできるでしょう。
しかしそのなんとなく続けていることをやめれば、本当にやりたいことに時間や、資金なども投入することができます。
成功した方法も継続することが正しいとは限らない
成功した方法は続けてしまうことが多いのではないでしょうか?
仕事も最初にうまくいき昇進したらしがみついてしまう人もいるでしょうし、楽しかったこと、うまくいったことはその手段を継続しがちです。
T型フォードは20世紀に最も影響力のあったと評されていました。
累計1500万台以上も生産されましたが、1908年から1927年の19年のあいだ、若干の改良はもちろんあったものの、基本設計は変更がありませんでした。
”T型フォードのデザインは「最初から正しい」だから変更しないのだ”
と様々なデザインとオプションを出していたゼネラルモーターズに対し切り返すほど、フォードはT型フォードに自信を持っていました。
しかし結果は新製品に対抗できなくなり消えました。
この結果わかったのは
T型フォードはフォード社に成功をもたらしましたが、もっと早く捨てるべきだった
ということです。
まとめ:今していることを捨てられるように準備しておくのと同時に新しいものを全力で生み出すための準備をしておかねばならない
3年ごとに一つ一つの製品、サービス、ポリシー、流通チャンネルに対し「今から始めるとしたらやるか?と問うべきだ
ドラッカー
今やっていることは改良、改善をしていき、必要ないものはやめる。そして廃棄をするだけでなく、何か新しいことをはじめなればなりません。
僕も糠漬けを始めたり、コーヒーの焙煎をしたり、このブログを書いたりしていますがそれが本当に必要なのか、やりたいことなのかを検討していく必要があります。
またやっていたことを手放したことが新しいことのきっかけにもなったはずです。
芝居もやめて、バンドもやめて、会社もやめたり、離婚もしたり、また新しいことを始めるきっかけになりました。
何かを失ったりすると何かをやらなくてはいけなくもなるでしょう。
またやりたければ、いつからでも始めることはできるでしょう。
僕はバンドはまたやりたいと考えています!
マインドフルネスの考え方にもつながると思います。
無意識でただ続けていないか?
意識することでやっていることの価値も再認識できるでしょう。
惰性であればやめても良いでしょう。
自由に生きましょう!
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