【優越性の追求】成果を阻害する他人との比較・競争関係について【人と比べて落ち込んだとき】

【優越性の追求】成果を阻害する他人との比較・競争関係 LIFE
【優越性の追求】成果を阻害する他人との比較・競争関係

こんにちは!なべっちです

他人と比較するな!と言われても比較して勝手に落ち込んでしまうことってありますよね。

チームマネジメントでも競争関係を作り生産性を向上させるのは成果も出なくなることがわかっています。
昭和の時代は、社員を競わせることで成果を出そうとしていたと思います。

半沢直樹で不正を隠したり、その上司を守ったり、部下も失敗を隠そうとしたり、蹴落としたりする場面がよくありますが、
これも先日の「ほめる、叱るがよくない」というのも要因ですし、それが競争関係を産んだりすることの一因でもあります。

今回は人と比べても何か変わるわけでもないのに落ち込んでしまったり、競争関係を持つことのデメリット、そしてそんなときどうすれば良いかについてお話ししたいと思います!

競争意識を持った人はどうなるか

勝った人も負けた人も悪影響が生まれ組織全体としてもマイナスになっていくでしょう

競争に負けた人は次は勇気をくじかれて次に頑張れなくなります。(表向きには頑張るかもしれませんが)

競争に勝った人も次は負けるかもしれないと、恐怖心が芽生えます。
もちろんそれが努力にもつながるかもしれませんが、競争に勝つことが目的になり、蹴落とす、もしくは自分が良ければ良いと言った発想になります。

個人だけでなく組織全体にも影響し、もちろん頑張る人もいるでしょうが、一時的なものですし、プラスにはなりません。

そしてここに賞罰を加えると、部下は上司の家来のような意識になり、創造性も減り、自分の利害について考えるようになります。

半沢直樹でもそうだったように、上司が不正を働いても部下は上司を守るようにさえなり、部下も失敗をできるだけ報告しないで隠さないようになります。

これらの要因は競争関係なのです!

本来は、対等な存在で協力し、全体でプラスを目指さなければなりません。

先日の研修でも感じましたが、蹴落としたり自分が出しぬこうと言った精神は結局カウンターを受けたりして結果誰もうまくいかなくなったりします。

お互い高め合い、目標を意識することが大事なのではないでしょうか!?

アクションプラン

実際競争意識を持って、自分だけでも成果を出そうとする人や、競争によるマネジメントをするチームもあるでしょう。

そんな中どうすれば良いでしょうか?

【優越性の追求】より良い自分を目指す!

心理学では過去と他人は変えられないというのが基本なので、自分が競争意識から脱却しましょう。

他の人を出し抜いたり、競争に勝つことで自分が優秀である必要はないと考えます。

より優れた自分になろうと思うことを、「優越性の追求」と言います。

他社と競争せずにより良い自分になろうと努力することに集中することが大事です。

以前もお伝えしましたが、集中力の問題でもあり本質的な目標に集中できていないとも言えます。

他の人と比べるのではなく、以前の自分とどうだったかと比較してみてください。
このとき自分のことを無意味に批判的に見るのもやめましょう。

昨日の自分と比べても変化や差はみにくいかもしれませんが、一年前と比べていかがでしょうか?

もし、成長が見つけられない!と思っても、悔やんでも何も意味がないので、これからどうしていくかを考えましょう。

ライバル的な存在はいていいと思います。
憧れの人や、あの人みたいになりたいと思うこともあるでしょう。
しかし競争相手としてとらえ、その人に勝つことを目的とせず、助け合いながら取り組めると良いでしょう。

成果でなく、過程ややり方を比較してみる

人と比べて落ち込む人もいらっしゃると思いますし、僕もあります。

そんなとき結果だけみていないでしょうか?

大事なのは、その過程ややり方の差をみて、自分に何が足りなかったのか、どうすれば良かったのかを考えましょう!
人と比べて落ち込むのは結果だけ見ているからだと言えます!

自分に対する慈悲、思いやりの気持ちをもつ

自分に対する思いやりはセルフコンパッションとも言われ、こちらでも説明したことあるかもしれませんが、人と比較して落ち込んだとき、自分に対する思いやりを持てると良いでしょう。

コメント

  1. […] […]

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