こんにちは!なべっちです!
人の意思決定などにはシンプルなルールを作っておくことで「スピード」「実行力」「柔軟性」を生むことはご存知かもしれません。
今回はそれだけでなくルールが創造性も産むということについてです
制約のない自由などない
自由とは自ら定義しないとないですし、制約があるからこそ生まれる概念です。
いろんな芸術が生まれるのも、制限があり自由への渇望があるからかもしれません。
何かを生み出すにも制限があった方が良いのです。
芸術家に何でもいいので自由に書いていいと言われると、自由度が高く、どこから手をつけていいのか、何を書いたらいいのか困ってしまうことはないでしょうか?
僕は小学生の頃の夏休みの「自由研究」がとても苦手でした。
自由とは何か、正解がなく、好きなものもなく、何か一つというとそれが作りたいものなのかなど自問自答してしまったからです。
手立てを限定し創造するためのハウツー・ルール
「どのように」「どうしたら」というキーワードで手段など限定することで、広範囲に使われているものです。
物事をうまく進めるためのルール設定のうちの1つがハウツールールです。
ルールが存在しない状態で物事が、混沌とするのを防ぎ、また、あまりにルールが多すぎて、予測不能な事態に対応できなくなったり、可能性をみすみす捨ててしまったりするのを避けるためのものです。
選択肢を絞ることによる創造
心理学者のパトリシア・ストークスの研究によると、ユニークな作風を確率している画家は、絵の題材や使う絵具などを限定しているということがわかりました。
この手法で取り入れて、名画を残したのは巨匠「クロード・モネ」です。
モネは6色の絵具だけを使い、障害で200点以上のスイレンを描いたそうです。
■ルールによって、最高傑作を作ったバンド
「The White Stripes」は2年間で2枚のアルバムを制作しましたがどちらも最高傑作と称されました。
どのように作ったのかというと
1 ブルースなし
2 ギターソロなし
3 スライドギターなし
4 カバー曲なし
5 ベースなし
このようなルールを作ったことで、10日間で18曲入りのアルバム「ホワイト・ブラッド・セルズ」を完成させました。
ボーカル・ギターのジャックホワイト曰く
「僕は制約を課される方がむしろ多くの自由を感じる。曲作りにルールなどないなんて嘯く連中には虫唾が走るよ。ルールなしで、一体どうやって創造性の高い作品を作るっていうんだ?」
その他小説家もハウツールールにて制約を作ることで、名作を作ったり、ビジネスでも選択と集中と合わせ成果を出す企業の事例を出せばたくさんあります。
まとめ
中でも法律は前提となるような制限かもしれませんが、法律でさえイノベーションを生むきっかけになります。
ハウツールールは何をどうするかという根本的な部分を決めておくためのルールですが、「仕組みを作らないで自由にさせる」のと「仕組みをたくさん作る」ことのバランスを取ることで企業がユニークな戦略を構築するのにも役立ちます。
これは思ったことですが、自分の能力でさえ制限になるのでこれも生かす方法があるのではないか?ということです。
何でもできないからこそ、できる方法が限定されますし、好き嫌いがあるのであれば、好きで限定することもヒントになるのではないでしょうか?
そうするとできないこともデメリットではないかもしれないですし、要は使い方なのだと思います。
こちらのほんは法によってイノベーションが進むことについて記載されています!
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