【心理学】なぜ人をほめてはいけないのか?ほめることのデメリット

心理学 LIFE

こんにちは!なべっちです!

人を褒めるのは良いことだと思われますが、
正しい方法でないと人はほめられることにより、やる気を失い惨めな気持ちになります。

今回は褒めることがなぜいけないのかについてお伝えしたいと思います!

アドラー心理学を基にしていくと叱るのもいけない。と言われています。では褒めるのは良いのでしょうか?

褒めることも徹底的に否定しています!

「褒めることは相手の自律心を阻害し、褒められることに依存する人間をつくり出してしまうことになる」

といわれているように「もう一度褒められたい」と願うことは、褒められることへの依存であり、褒められることをやろうとするのは自律性を欠いた状態だからです。

人を褒めるという行為は、相手の自律性を奪い、コントロールしやすい都合のいい人間に仕立てようとしている行為に他ならない

褒める人がいた場合は、意識してそう思う人はあまりいないと思いますが、警戒してしまいます。

褒めることの2つの問題点

・対等な関係では褒めることができない
・褒められると自分に価値があるとは思えなくなる

この2つが大きな理由です

例えば、子供が残さずご飯を食べたら、「全部食べられてえらいね!」と褒めるかもしれませんが、友達や部下にはそんなこと言わないでしょう。

子供はできるか分からないからできたことに対し褒めますが、
大人にはできることを知っているから褒めないのです。褒められたら馬鹿にされたと感じるでしょう。

対等とみていないから人は褒めるのです。

子供のこともある年齢からはちゃんと対等な関係であれば「褒める」といった関わりではなくなるはずです

評価することは褒めることではない

正しければ正しいと伝え間違ってたら間違っていることを伝え叱るわけでも、褒めるわけでもなく伝えることです

人を育てるには「評価して褒める」のではなく、「横から勇気づける」ことが大事と言われています

繰り返しますが褒めることの正体は「依存心を育て自律性を奪うことにほかならないのです

ほめられて喜ぶ人がいるけどなぜ?

「褒められて伸びるタイプです!」っていう人など、褒められて喜ぶ人はいるようです。

そういった人は承認欲求のかたまりです。
「その人に褒められることによって、あなたよりは下ですが他の人よりは上」といった優越感のようなものを抱きたい気持ちなので仕事においても前向きでないのです。

褒められたいと思ったときや、思う人がいるときは気をつけましょう

アンダーマイニング効果

アンダーマイニング効果とは内発的動機づけによって行われていた行動に報酬など、
外的動機付けが行われるとやる気がなくなってしまうことです。

特に子供になる程影響は大きいと言われています。

なぜ報酬をもらえるのに行動しなくなってしまうかというと、コントロールされている感覚になってしまうからです。

これを利用して行動をやめさせることもできるほどです。

対等な関係を意識し、褒めることは今すぐやめ勇気づけることを心がけましょう!

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