おはようございます!なべっちです!
Googleにて人材育成をしていたピョートル氏はチームというのは意図的、戦略的、長期的に一緒に動いている集団で、一緒にプランニングし、問題解決し、定期的に自分たちの仕事を振り返って反省していくスポーツチームのようなものだと話しています。
直属の上司の評価を気にして、上司はこのチームのことをどう考えているのだろうと忖度しながら個人レベルで考えるのではなく経営のトップレベルが求めている成果をこのチームが出しているかどうかがチームの生産性の評価です。それを上司と一緒に考えなければなりません。
それではその「生産性の高いチーム」はどのような特性があるかについてお伝えしたいと思います。
先におすすめの本の紹介です!チームづくりにとって1番参考になった本です。研究への執念を感じます!
生産性の高いチームの5つの特徴
Googleのプロジェクト・アリストテレスの結論はこの5つでした
1:チームの心理的安全性が高いこと
2:チームに対する信頼性が高いこと(決めた時間内に成果を上げられると信じていること)
3:チームの構造が明瞭であること(役割分担が決まっていて目標達成のための計画が明確)
4:チームの仕事に意味を見出していること
5:チームの仕事が社会に対して影響をもたらすと考えていること
この中で1番大事なのはもう常識になっていると思いますが、1のチームの「心理的安全性が高いこと」です!
なぜ心理的安全性が高いと成果が出るのか
心理的安全性が高いとは「メンバー一人一人が安心して、自分らしくそのチームで働ける」という状態です。
では自分らしくとは「自己認識、自己開示、自己実現ができる」と定義されています。
ピョートル氏は一言で「安心してなんでも言い合えるチーム!」と言っていますがわかりやすいですね。「これを言ったらよくないんじゃないか」や「また指摘されるんじゃないか?」など不安があると遠のいていきます。
Googleのような社会的にも影響力があり、高いスキルを持った人たちが集まっているチームでも「安心してなんでも言い合えるチームだからこそ成果を出せている」と言うことがわかっています。
自分たちのチームはいかがでしょうか?
ここで示されているのは、チームに対して心理的安全性を感じていなければ、どんなに目標や計画が明確であっても信頼もできず成果も出ないということです。
マネジャーに求められるのは、この心理的安全性をいかにして作れるかというスキルです。
ピーターの法則でもそうですが、よくプレイヤーとして仕事はできていたけどマネジャーとしては成果が出せない状況や成果は出ているけど離職者が増えたりなどうまく機能しないことがありますが、それは求められるスキルが違うからです。
心理的安全性を作ることができればメンバーを信頼できるようになり、尊重するようになりいつまでに誰が何をやるか計画や役割が明確になり、仕事絵の意味も見出せて、みんなでもっといいことをやろうなどお互いに良い影響が与えられます。
これはGoogleのようなプロフェッショナルな環境や仕事でも大事なことであり、個人のスキルより成果を出すために最も必要なことだという理解が必要です!
まとめ
心理的安全性の大事さはやっと浸透してきたかのように思います。
ただ実践できているか?有効性より即効性のある指摘などに頼ったり、それぞれが仕事を全うすることを優先しすぎたりしている場合もあると思います。
心理的安全性はGoogle以外の研究でも明らかになっています。
マネジャーの目標達成のために、ここがどうとかいうことではありません。指摘だけなら大学生でもできます。
最も大事なことはメンバー一人一人が安心して働ける場、自己認識、自己開示、自己表現できる場を作ることです。
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