【時間が増えても成果は比例しない】普段時間がないっていっていても時間がある土日も作業が捗らないのはなぜか!?収入が増えても余裕が出ないのはなぜか?【パーキンソンの法則】

時間があるとその分だけ楽をしてしまう!パーキンソンの法則 LIFE

休みの日に勉強しようと思っても、気づくと時間が過ぎていて思ったより捗らない!
昇給しているのにちっとも余裕ができない。昔より収入は上がっているのに生活は変わらない!

そんなことありませんか!?

今回は実はそんな現象には法則があり、人は余裕があるとその分無駄にしてしまうということ、そしてその対策についてお伝えしたいと思います!

仕事の量は、完成のために与えられた時間を満たすまで膨張する【パーキンソンの法則】

今回初めて作ってみました

パーキンソンの法則とはイギリスの政治学者であるパーキンソン氏が、提唱したもので第1法則と第2法則があります。

・第1法則「仕事の量は、完成のために与えられた時間を全て満たすまで膨張する」
・第2法則は「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」

つまり第1法則は「時間があるとそれを全部使い切ってしまう」ということで、仮に6時間という時間を与えられると4時間で終わるような仕事でも6時間を使い切って終えるという状態で成果は変わらないということです。

第2法則も同様で「収入があるとそれを使い切る」ということで、収入が増えたらその分だけ貯金などに回せるようになると考えられますが、増えた分を他のことに使い切ってしまうという状態です。

休みの日はブログを書くのも時間がかかる!

今ブログを書いていますが、普段は出社前に仕上げなければならないと考え、6時30分ぐらいには書き終えますが、仕事が休みの今日は6時30分に終わる気配はなく、昨日も7時ぐらいまでかかってしまいました。

パーキンソンの法則では仕事の質も別に上がるわけではなく、同じことがそのまま時間がかかってしまうと言われています。

パーキンソンの法則の事例

・納期ギリギリまでに仕事にとりかかれない
・残業している
・余裕を持った時間設定をした会議は結局時間いっぱいまで使う
・色々考えたけど資料の質は変わっていない。

これらはパーキンソンの法則が働いている状態です。
思い返してみるとどんな内容の会議であっても早く終わるという時はなかなかないのでしょうか?
時間があると人は無意識ですが、時間いっぱい使おうとしてしまい、いろんな話を持ち出してしまうのです。

延長してしまうということもあると思いますが、次の予定があり延長できない時は、意外と時間通りに終わったりするということもありませんか?

時間があると必要のない話も増えたりするので、時間はタイトに設定し、必要であれば延長という形にするなどの対処をしても良いでしょう。

またどうしても短くしたければ、次の予定も設定してしまうと、不思議なことにその時間に収まる会議ができたりします。

時間が限られていると、人は間に合わせようとすることができます。

デッドライン効果や締切効果ともいいますが、デッドラインを設定することで、時間を無駄に膨張させないことができます。

時間単位だけでなく期間でも「夏休みの宿題」や「書類提出」も余裕を持った設定だったはずなのにギリギリになってしまうことはありませんか?

膨大に用意された時間を「まだ大丈夫」という気持ちが生まれ結局取り組むまでに時間がかかってしまうのです。

またいつも残業している人も、「定時」があったとしても「定時までに終わらせる」とういう観念が欠如し、パーキンソンの法則の影響を受けます。

頑張っているのは事実だと思いますが、その残業を厭わない精神が生産性を下げています。

パーキンソンの法則の具体的な対策方法

・期限が決まっていないものは仕事の期限を決める(少し余裕がないくらい)
・作業時間を明確にする
・細かいタスクに分ける
・次の予定を決める
・人員を減らす
・朝活をする!

「仕事の期限を決める」というのは時間が決まっていないとダラダラと続けてしまうので自分で期限を決めることです。

余裕を持った分先延ばしにしてしまうからです。

また全体で捉えると間の工程で少しずつ時間が増大していくので、細かいタスクに分け、それも時間を明確に設定していくことで改善が図れます。

次の予定を決めておくことで、その時間以降は作業できないという状況にして無理やり終わらせましょう!

ただ本当に終わらなかったらアウトになってしまうような状況は避けましょう!

そして朝活!夜やると、無限に時間が使えてしまうので次の予定が決まっている朝にやることで生産性を上げることができます!

今clubhouseで朝活ルームを毎日立ち上げています!

人員が増えても生産性が低くなるのえあえて減らすことによって生産性が高まります。

人数が減ってもあまり変わらなかったということはありませんか?

ただこれが過度だと、プラスのことができなくなったり、疲弊してしまうと思うので、プロジェクトの人数だったり、フォローができたりなど環境のことも考えないとただのブラック企業になってしまうので気をつけましょう!

パーキンソンの法則第2法則について

これもほとんど第1法則と同じで本質的には余裕があるとその分無駄にしてしまうよ!ということなので、別の口座を作りすぐに移してしまったり、支出について明確に記録し振り返ったり、使う前に確認するなどが有効でしょう

まとめ

時間もお金も有限ですが、余裕ができるとその分無駄にしてしまうのは人間がどうしても楽な方に流れていってしまう性質がありますので正しい対処をすることで、逆に効率を上げたり、余裕を持つきっかけになります。

意思の力ではなく、デッドライン作ったり、構造で解決するようにしていきましょう!

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