こんにちは!なべっちです。
よく「やる気がなくて」とか注意の時にも「やる気があるのか!?」なんて言葉も聞くことがあります。やる気があるように見えたりなさそうと感じたりしますが、心理学の世界では
「やる気とは,ものではなく、なくしてしまえるようなものではない」
と言われており、人は誰しも強い意欲ややる気を持っています。
にも関わらず、モチベーションを高めよう!と言ったりしますがこれがどういうことかについてお伝えしたいと思います。
結論からいうと、誰もが3つの前向きなモチベーションを持っていますが、これが阻害されている時に、生存のためのモチベーションが優位になり、行動に表れてしまいます。
誰もが持っている3つの前向きなモチベーション
「やる気がないなー」というときは、自分が持っている意欲を満足させる具体的な方法が見つけられていない時です。
欲求が満たされないため、行動するためのエネルギーがなくなってしまうように感じます。
全ての人が持っている前向きなモチベーションは3つあります。
・関係性:他者やコミュニティ、大切にしている大きな目的や目標との繋がりを感じること
・自主性:人生の質を左右するような行動や選択を自由にとれること。自分の意思で取った行動、選択が、大切にしていることと一致していれば目標を達成する助けになる
・熟練:取り組んでいることに対する能力があり、貢献できるものがあることが自分でもわかっていて、自分が満足できるような状態や学びがあること
この3つが満たされている時、人は幸福や満足感を得られている状態になり「やる気がある」と言われます。
こうしたモチベーションを持っていながら「不快なことを避けたい」「すぐに満足をしたい」「楽をしたい」という欲求も持っています。
これは生存本能に関わるモチベーションなので「その瞬間の痛みや喜び」の方に向かいやすくなります。
基本的なモチベーションが阻害されていると生存本能に対する衝動が顕著になり、具体的な方法が見つからないと、不必要な努力やストレスを避けたいと思うようになっていき喜びを得られる方向に進み衝動的な行動が優位になっていきます。
日曜日の夜に不安になったり、やるべきことができずに先延ばしをしてしまうのは具体的な方法がわからないのが原因です。
やる気がないという人は職場、仕事のせいにする人も多いでしょう。
孤立をし、不当な扱いを受け社内政治に辟易し自由もなく管理され、選択できない方針や手段にやりづらさを感じたり、成長にもしないことへのわだかまりなど目向きなモチベーションが一つも満たされていないなら問題ではありますが「やる気がない」わけではないのです。
アクションプラン
前むきなモチベーションを満たす方法を見つける
仕事に満足できなくても、仕事に関する考え方や、仕事への取り組み方を変えることで、そうした欲求を満たすことができます。
自分からやりがいのある仕事に変えるための3つの質問
現状を変えるために小さなことから自分の仕事を変えていきましょう。
前向きなモチベーションを満たす方法を考えていきますがヒントになる3つの質問です。
・職場で1番大切な人間関係はなんですか?その関係を深めるためになにができますか?
・仕事で,あなたの貢献によって支えられている「目的」「ビジョン」「計画」はなんですか?
・自分のキャリアをどう伸ばしていきたいですか?そのための手っ取り早い方法はなんですか?
これらの問いに具体的に答えてみましょう。
同僚について知る機会を積極的に作り関わったり、自分が普段やっている業務は「なぜ」やっているのかを思い出し日々の仕事を成長や学びの機会と捉えていけると良いでしょう。
現状はすぐには変えられませんが、自分の意識は変えられます。
過去についても同様ですが、後悔をしていてもなにも変わいませんがそれをどう捉えてどう繋げていくことは自分で選択することができます。
チームマネジメントにおいても、やる気がないように見える人がいたとしたら、ないわけではなくて、何か阻害する要因があるということです。
それはマネジメントする側が作っているともいえますが、部下のモチベーションが落ちているなと思った時は3つの前向きなモチベーションが阻害されていないかサポートが必要でないか声をかけてみてあげても良いでしょう!
行動する
そもそもやる気があるかどうか関係なく、行動するのが良いでしょう。
やる気があるとかないとか言っているから左右されるのです。
まずはやること。行動することで気持ちが出てくることもわかっているので自分を行動させる方法を考えましょう!
行動するための方法はたくさんあるので今後もお伝えしていきます!
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