おはようございます!なべっちです。
まだ読み途中ですが、読んでいて面白いので紹介させていただきたいのが
マーク・トゥエインの「人間とは何か?」です
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ちなみにその古典とも言えるのはこちらです
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自己啓発の劇薬とも言われるこの本
老人と若者の対話形式で進むので、「嫌われる勇気」と同じように読みやすくて面白いです。
作者は劇作家のマークトゥエイン
トムソーヤの冒険やハックルベリーフィンの物語などの著者です
人間とは機械である
おおざっぱにいうと人間の優しさ、努力、成功全ては無価値であり自分の力ではなく全て外力によるもの。反応であるというこの説
自己犠牲なども、自分の気持ちが居た堪れないからやっているに過ぎず全て自己承認のためだと言い切ります。
シェイクスピアが素晴らしい文学を生み出せたのは彼の生まれや環境などの外力であり、彼がトルコの貧しい家庭で育っていればそれらは生まれなかったでしょう。
ただその環境の中で出来る限りによいものは産んだかもしれません。
しかしそれは彼が私たちのようにただのミシンでなくゴブラン織の機械であっただけで、自分のできる限られた範囲でやるしかないということ
暗い、ネガティブな考え方とも言われていますが、僕はそう感じませんでした。
むしろ救い?というより違いを認めるような感覚さえありました。
人の違いは機械の違い。
脚注に機械は自慢したり自分たちの行為に誇りを持ったり、個人の価値を要求したりしないし、拍手喝采を浴びたり表彰されたりすることも要求しない。とありました。
ただ実際は自分の頑張りが報われたような気を持ったり人と比べたりしてしまうと思います。
また読み進めていきたいと思います。
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