こんにちは!なべっちです!
世の中、自尊心や自己肯定感を高める方法!とか自己肯定感が低いあなたに!とか自己肯定感の教科書など、たくさんあります。
自分がいやで仕方ない僕には、そんな事言われても肯定なんてできないしできればいなくなってしまいたい。
そんな風に思っていました。
今日はそんな自己肯定感とか言ってくる人は何も悩んだ事がないような人に言われることは無視して大丈夫だよということをお伝えします!
自尊心があっても成功などとの相関はない
バウマイスター氏の報告によると自尊心が高い人の方が、
暴力的で攻撃的、恋愛関係で問題が生じた時に、破滅的な行動を起こしたり、騙したり、飲酒や、ドラッグなどの使用する可能性が高かったということです。
職場でも自尊心が高くても社交が周りよりも上手くなるわけではないですし、同僚との関係も向上しなかった。
さらに、成功していない人物が自尊心を高めると、パフォーマンスも低下するという指摘もあった。
ひとりひとりが特別で素晴らしいと考えることの弊害
自分は特別である。自分を愛する。そう考える事ができるのは素晴らしいが、一緒に働いている人を苛立たせたりするだけでなく、失敗には挫け批判にも向き合う姿勢が持てない状態である
学校では、負けた子が出ないように競争や順位をつけることを避けたり自分を愛する訓練さえする風潮があります。
それは「insight」の中では自分教というカルトとさえいわれていました。
親は子供に特別であって欲しいと、変わった名前をつけるようになったのは日本以外でも同じようです。
自分自身を無条件に肯定できるように。
本質的には、そんなことしなくても全ての人は違いがあるのにわざわざ、特別であることを訴えるのには違和感があります。
そして自分は特別であるという観点から自分の情報をシェアしたい、セルフプレゼンテーションと呼ばれるような行動として、SNSに自分の楽しい生活をアップしたりします。
同時に完璧主義の人が増えているという研究があります。
競争から脱却するような教育や考えが広まっているのに、
現実では人とくらべたり、失敗するのを恐れたり、評価されるのを恐れて挑戦できなくなったり、批判するような人さえ増えています。
解決方法として、自己肯定感を育てよう!という手法に誤りがあるのではないでしょうか?
理想の自分をアピールする時ことでそのギャップで自我の崩壊を招くとも示唆されています。
【アクションプラン】正しい自己認識をし、受容する
・無条件に自分を肯定するのではなく、正しい自己認識をする
自分で自己を理解する内的自己認識だけでなく、他者からどう見えるかという外的自己認識を高める。そのために自分はどういう風に見えるか?改善するべきところはあるかを聞いてみる
・自分の嫌な面など考えると落ち込むかもしれないので、自分を労る力「セルフコンパッション」を身に着ける他者に声をいたわり声をかけるように自分にも慈悲の気持ちをもつ
・困難を乗り越えられるという「自己効力感」を身につけましょう!
先日も落ち込むのは、楽観的だからというお話を書きました。
自分をありのままで良い、などと肯定しても先ほどのようにデメリットがたくさんあります。
正しい自己認識をし、今の自分を受け止め、改善するべきところはしていく姿勢が必要です。
上手くいかない時も、その自分を不当に責めることなくいたわりながら。
自己認識には内的自己認識と外的自己認識があります。
こちらについてはまた書きますが、自分一人では正しい自己認識を進める事は難しいです。
参考図書をお伝えしておきます。
自分を受容するための本について
自己効力感を身に着ける
自己肯定は根拠なくする事は危険ですが、身に着けるべきは自己効力感であると考えています。
自己効力感とは、困難なことを乗り越えられると自分を信じれる力のことで、こちらについてもまた書きますが、プロテインを飲むのもそうですが、今こうして生きているという事は何かしらの困難が今まであったけれど、生きれているという事です。
今までの経験から、これから困難があっても乗り越えられると信じる力を身に着けるには筋トレが一番だと考えています!
またそちらについても書いていきます!
ではまた!
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