おはようございます!なべっちです。
転職をしたことがある人は本当の退職理由を言ってきたでしょうか?
「新しいことにチャレンジしたくて」
など僕自身前向きな言葉で伝え、嘘ではないけど100%その理由ではないという理由で伝えることが多かったです。
給料、人間関係、待遇、キャリア、職務内容に100%満足していたら転職はしてないでしょう。
何かしらに不満があったり変化を必要としていたから転職することがほとんどです。
不満があったとしても、お世話になったのも事実ですから、気を遣ったり言いづらかったり、退職するまでの我慢だから、波風を起こさないようにと本音を伝えることはしないと思います。
企業としては、退職する人の本音を聞くことはとてもメリットがあります。
今回は退職する人の心理的安全性も確保した方が良いのではというお話です。
チームや企業の問題を知ることができる
退職理由で多いのは条件、職場環境、人間関係でしょう。
1人の退職者の意見が全てではないですが、退職者の本音を聞くことができたら参考になります。
例えば条件面が理由であれば、その人の能力や会社の状況にもよりますが、要するに仕事と見合わないと感じたり、評価・昇給制度などに不満があるということでしょう。
どんなところが見合わないのか、どういう状態であれば良かったのかなど聞けるとよいでしょう。
本音を聞いて1番インパクトがあるのは人間関係についてだと思います。
上司の性格、関わり方、チームの雰囲気、これらは我慢している人も多かったり問題だけど問題になりづらいことでもあります。
僕も上司の性格が嫌で退職したことがありますが、その時は取締役の方と話す機会があったので、チームの雰囲気を悪くし、抑圧的であること。働きづらいと感じたことなど率直に伝えました。
取締役としても問題とは感じていたとのことです。
人の影響で退職者を出してしまうのはもったいないことです。
どうすれば退職者の本音を聞けるか?
直接の上司が話を聞くとその上司自体が理由の時もあると思うので、人事の人や取締役などが合わせて話を聞くと良いでしょう。
その際は、会社のよくない点を改善していきたい。問題点を知りたいということなど話を聞く理由や、退職者が発言によって不利になることはないことを伝えましょう。
話してくれたことに対しては共感の姿勢や感謝を大事にします。
場合によってはその改善したいという姿勢が退職に一考するようになるかもしれません。
そのような風土ができることで、退職者もその後も仲間という意識ももち、転職後も場合によっては関わることさえできるかもしれません。
働いている人だけでなく、退職していく人にも心理的安全性を確保していくことで、さらに良いチーム、企業にしていけるでしょう。
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