おはようございます!なべっちです。
皆さんも何かこだわりはお持ちでしょうか?
趣味であったり、仕事であったり、服装であったり、持ち物であったり。
時にはそれがアイデンティティのようにも感じたりすることがあると思います。
今回はそんなこだわりを手放すと優しくなれたり、生きるのが楽になるというお話をしたいと思います。
こだわりとは自分で事前にこうだと決めてしまうこと
ラーメン屋さんもこだわりの〇〇や、いろんな商品でも「〇〇に拘った」などのキャッチフレーズがあり、そのこだわりが差別化になり、売り上げにつながることもあります。
また社長の個性、こだわりが制約条件になり、独創的な商品や、その企業の商品の特徴になることもあると思います。
例えば「好きな色は?」と聞かれたら答えられたりする人もいると思いますが、このように決めておいてあるのも「こだわり」でしょう。
決めていなくても同じような傾向は見出されるかもしれませんが、その時その時に、考えて決めるのが「自由」とも言えます。
つまりこだわりとは、自分で事前に「こうだ」と決めつけ、そして一度決め付けたものに固執し自由を失っている状態とも言えます(別に悪いわけではなく)
また難しいのは「こだわらないようにする」というのもルールになってしまいそれが「こだわり」とも言えてしまうため、その時に考える。それもどちらでも良いぐらいにとどめておくのが良いかもしれません。
自由とは自分が思った通りのことを実現するということ
こだわらないことの目的は自由になることです。
生きることにこだわらない。
若い頃は死にたいとも思っていましたが、同じだけ生きたいとも考えていたのだと思います。
今は特にこだわっていないので、生きたいとも、死にたいとも思っていません。
生きることへのこだわりも視野を狭くする一因だなと思いました。
このブログもあまりこだわらないようにしています。
毎日書くというのは決めていますが、もし続かなくても仕方ないとも思いますし、サムネイルも手書きで一時期やってみたり、でも絶対にそうする!と決めてしまうと選択肢も狭まってしまうので決めてやっていません。
しかし、ルールのような型がある方が楽は楽でしょう。
自由を目的としたら決めない方が自由だし、いつ辞めてもいいという気軽さがあります。
過去へのこだわり
自分がやってきたこと、成功、失敗にこだわってしまうこともあります。
過去何があったとしても今何をするかは自由です。
過去そうだったから、というように決めてしまうのは可能性を狭めてしまうことかも知れません。
自分が言ったこと、決めたことにも縛られてしまうこともあるかも知れません。
こだわりのメリット
こだわりのメリットは、考えなくて済むということです。
自分はこうだ。やり方や考え方など決めておけば都度考えなくても行動や意思決定することができます。
冒頭のように個性にもなるかも知れませんが、その時その時の考え方でも違いは出るでしょうし、こだわることにこだわっていないか時には立ち止まってみるのも良いかも知れません。
こだわらないとはやさしさ
アニメが好きな人も、初見の人や違う意見の人に厳しかったりします。
それぞれのこだわりが原因でしょう。
こだわりを持たない。相手の意見も聞きその場で考え話をすることで優しくもなれるでしょう。
ラーメン屋でも「スープから飲んでほしい」といったお店のこだわりもあったりしますが、そのこだわりでお客さんの自由を奪ったり、違う行動をしたときにストレスになったりします。
ものづくりにおいても、職人や設計者、製作者のこだわりは時に消費者にとって有益でなかったりします。
例えば、パソコンでも日本のメーカーはより高性能を目指していました。
しかしそれはユーザーが求めているものではありませんでした。
Appleはユーザーの生活や体験をより良くするためにアイデアを出し、決して自分を満たすためのこだわりではありませんでした。
結果、パソコンのスペックとしては、他のメーカーより優れているわけでなくても、多くの消費者の支持を受けました。
こだわることが悪いわけではありません。
ただそれによって不自由になっていないか?
自分本位になっていないか?
ただやっているだけになっていないか?
思考停止していないか?
といった視点で立ち止まって考えてみても良いかも知れません。
こだわらないことにこだわるぐらいでちょうどよいのでは?と思います。
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