【ボス・マネジメント】成果を出すために上司を理解しマネジメントするのも部下の仕事!

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ボス・マネジメント

上司の強みを強調し、上司が得意なことを行えるようにすることによってのみ、部下たる者も成果をあげられるようになる。「上司は何がよくできるか」「何をよくやったか」「強みを生かすためには何を知らなければならないか」「成果をあげるためには、部下の私から何を得なければならないか」を考える必要がある

経営者の条件/ピーター・ドラッカー

おはようございます!なべっちです!

仕事の成果はマネジャーの影響度が大きいことはわかっていますが、自分がうまくいかない!というのを上司やマネジャーの所為にしても変わりません。
また上司とうまくいかないのは「性格の不一致」で悩んでいる方や、マネジメントしてくれない!それも含めて待遇がいいのになんで!みたいな不満を持つかたもいるのではないでしょうか?

今回は上司のせいだけにしない「ボス・マネジメント」ということについてお伝えしたいと思います。

「ボス・マネジメント」という言葉は聞きなれない人も多いのではないでしょうか?

マネジメントというと上意下達が重んじられ下から上への関係を管理する必要性については明確でなかったりするためですが、仕事はチームで成果を出していくものなので部下や中間マネジャーも人を動かす、強みを生かす考え方は重要です!

ただゴマを擦ったりするわけではなく、迎合するという方法もありますが、今回お伝えするのは

「組織にとって最も望ましい結果となるように、意識して上司と一緒に働くプロセス」についてです。

実際に研究によると仕事ができる人は、部下との関係だけでなく上司との関係にも時間と労力を割いているということがわかっています。

上昇志向がある人も実際にボスマネジメントを意識できていないということも研究では示されており上司には受け身になっている人が多かったようです。
自分自身も、相手が考えることだから、自分は自分で頑張ってさえいればいいんだと思っており、関係には注意を払わなかったです。

「性格の不一致」で片付けない

上司が嫌い!合わない!など上司も人間なのでお互い合わないこともあるかもしれませんが、「性格の不一致」の問題はわずかでしかないことがわかっています。

上司も傷つくこともありますし、部下に期待をもち、協力を必要としていたりしています。

部下は部下で上司に頼ることはないと考えている人もいます。(自分もそうでした)
上司が自分が何を必要としているか、どんな助けがいるかを察してくれる、それが「上司の仕事」とも考えたりすることもあるのではないでしょうか?

上司も人間です。自分のキャリアや成長、仕事に必要な情報や援助を上司がしてくれるのを待つのではなく自分から探し行動するのが大事です。

大事なことは

・上司と自分自身、強みや弱み、ワークスタイル、ニーズをよく理解する
・仕事上の関係、両者のワークスタイルや長所を尊重しながらそれぞれの期待を互いに理解し最も重視するニーズに応えある関係を築き管理する

上司のおかれてる環境を理解する

上司も部下と同じように、やらなくてはいけないことや背景があります。
まずできることは自分から上司を理解する姿勢が必要です

上司を理解するために必要なこと

・上司の組織上の目標、個人的な目標は何か?
・上司へのプレッシャー、特に彼あるいは彼女の上司や他部門の上位者からのプレッシャーはどのようなものか?
・上司の長所、盲点はどこか?
・どのようなワークスタイルを好むか?
・どのような方法で情報を入手しているか?
・対立を増長させるのか?それとも避けたがるか?

このようなことを理解した上で上司とも関係性を築いていきましょう

まとめ

上司も人間です。なぜ上司との関係を管理するのに時間と労力をさかなければならないのか?と思う方もいると思います。

優秀な人は自分の成果の責任を最終的に自分であると本当に考えているのであれば、自分が依存している人たちと良好な関係を築き、管理しなければならないのを知っています。

上司だけに任せず部下もより良いチームにしていくために行動していくことが必要ではないのでしょうか?

アクションプラン

・上司の目標、課題、プレッシャーに関する情報を収集する
・上司やその周囲の人間に尋ね、自分の仮説を検証
・上司の行動から読み取れるヒントに注意を払う

ということを意識的に行ってみてください。

また最後にドラッカー流「人を動かす方法」についてお伝えします。

上司から部下へのマネジメントだけではなくチームが相互でマネジメントをしていくことが重要です!

できることに注目する

苦手なことやダメな部分ではなく、その人の得意なこと、優れた部分に注目しそれが発揮できる仕事を振る

人間関係にとらわれすぎない

「自分とうまくいっているか」を気にしすぎない。組織に貢献しているかどうかで評価し好き嫌いにとらわれず公正でいる

チームを基準に考える

「私の手柄」ではなく、「私たちの手柄」を追求する。チームの信頼関係を第一に考え、失敗を誤魔化したり言い訳をしない。自分中心ではなく、チームにとっての最良の意思決定を心がける

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