こんにちは!なべっちです!
「えんとつ町のプペル」の大ヒットで絵本に興味を持った人も多いのではないでしょうか?
実はプペルじゃないですが、絵本作りたいなーとずっと思っていたなべっちです。もちろん絵は描けないので、話だけ考えて誰かに絵を描いてもらうとかですが。
なぜなら、絵本は伝えたいこととか、自分が過去の自分に伝えたいこと。気づいたこととか本質的な部分を抽象化し、わかりやすく伝えることができるメディアだと考えているからです。
先日、本屋に立ち寄ったときハリネズミが主人公の絵本を発見したので買ってみたところ、内容もとても良かったいもとようこさん著「まいにちがプレゼント」の感想をお伝えしながらご紹介したいと思います
マインドフルネス的要素、全てが贈り物
引用してお伝えしたいとも思いましたが、絵本で文章量も多いわけではないですし、最後の言葉など印象的ですが、話の流れがあってより際立つものだと思ったので是非読んで確認してみてほしいです。すごい言いたい!!
日々の当たり前のことが当たり前でないこと。
「ありがとう」の毎日
そして自分はいつからでも変われること
上手くいかない日があってもまたそれも1日だということ
とにかく優しい絵本です!
大人だからこそ読んでほしい。また子供が成長したときに、日々立ち返るような本になる
「大人も読める」「大人におすすめ」なども売り文句ですが、まさにこちらの絵本も大人になったからこそ響くフレーズがたくさんあります。
もちろん子供も可愛い挿絵と文章で読めますし、読み聞かせの際は温かい気持ち、伝えたいことに共感して読めます。
絵本ならではの文章のリズム。短い中に大切な言葉が必要にして最大限無駄なく入っている
絵本は大切なことが抽象化され、短い中に誰でもわかる表現で描かれていますが、言葉のリズムも心地よいです。
読むとき大変な絵本は読み聞かせのとき少し飛ばしたくなったりしますが「まいにちがプレゼント」は全て大切で読みやすく、優しいです。
大人になった時、本棚に一冊あるといいなと思える絵本です
はりねずみが主人公!
僕個人の話なのですが、はりねずみが大好きだからでもあります!
生きるテーマをはりねずみにしていて、昔バンドをしている時もバンド名にもしてました。
なぜ好きかというとはりねずみの概念的なものに共感をしている「ヤマアラシのジレンマ」からです。ちなみにエヴァンゲリオンのタイトルだと「はりねずみのジレンマ」といいます!
ヤマアラシのジレンマとは鋭い針毛を持つヤマアラシは、互いに寄り添い合おうとすると、自分の針毛で相手を傷つけてしまうため、近づきたくても近づけないといったジレンマのことです。
でも凍えるような寒い日は寄り添い合わないと生きていけない、それなのに傷つけてしまうので適切な距離を模索していくことなど人間関係や人との距離感について語られるものです。
大切にしたいと思うからこそ距離が近づくのに意図しなくても相手を傷つけてしまうこと、ならば最初から近づかなければ相手を傷つけることも、自分も痛むことすらない。
それでも近づきたいと思う気持ちや孤独についてなどをはりねずみに投影しているので、はりねずみグッズを買ったりしています!
最近でははりねずみグッズが増えてきたのでいい時代になりましたが、僕はずーっと前から好きだったよ!と言いたい気持ちです(笑)
まとめ:今を大切にすることができる温かい絵本
とても優しい気持ちになれる絵本です。
たまには絵本も
今まで絵本をおすすめに書いたことはなかったのですが、自分用にも、大切な人へのプレゼントにしても良い本だと思います!
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